raiL softさんより大絶賛発売中！！の最新作『信天翁航海録（アルバトロス こうかいろく）』製品版の感想しょの４．です。最後はミステリアスな美少女である「密航者」のお話しのもよう。特徴的な髪型とか尻尾付きのカバンとかが可愛いですな、彼女。フレーバーの残念風味が強過ぎてサッパリな彼女ですが、要所要所でその存在感を遺憾なく発揮。その謎めいた行動、神出鬼没っぷりは暗殺者である智里のソレを上回ります…酷く残念ですが。
黙ってれば美少女な「密航者」が主役
始まりは、かつての悪名も忘れられ静かに眠る信天翁号の船上から。船を降りたところで娑婆に馴染めるはずのない面々を集め、何かを始めるようす。BADENDで集めていたモノが揃ったってことでしょうか？…つーことは、この直正はBADENDを3つ経験したハイパー駄目人間ってことかな？そのせいか密航者が鴨ネギかつ据え膳の状況になっても中々弾けないでいます。分らん、何故にこうなってるんじゃろ？この辺の話しがしょーもなくて笑えた。でも、直正の態度も異常ではあるよなぁ…そんな訳で少々揉めますが初Hシーンとなります。初々しいのとはちょっと違う風に聞こえる密航者の台詞が気になりますが、対面座位が中々にエロい(*゜∀゜)=3この原画さんの描かれるエロシーンって、かなり好い感じ。構図とかポーズとか、3PのCGはどれも最高！！クロも可愛くエロくなってたし。あんなに病んだ目なのに面白い。Hシーンの後はBADENDで生き別れになったヒロイン達を集める旅となります…例によって変を変と思いもしない直正に苦笑。とりあえず一通り面子が揃うとネタばらしが始まります。こえｗｗｗ（ーдー;）ゲームを始めた時には感じもしなかった狂気を感じました。言動にチグハグなトコロがあるとは思っていたけど、人間じゃないから当然なのかも。直正＝鬼子についても説明がなされておりました…………酷い話しだなぁ（ーдー;）話しが終わると2回目のHシーン。その鬱憤を晴らすって感じにならないのは直正らしいやも。密航者の真の目的（と正体）も明らかになり、歪み閉じ込められた世界で虐げられてきた直正達は、自由を求める最後の航海をするのでありました。なるほど、確かに新天地を求めるのが全員にとって一番だなぁ。それにしても直正の役割りがまた恐ろしいなぁ、アレってようするにウミヒト（あの世界が）がコリャ堪らん！！と鼻を摘んで棄てたくなる程の存在って事ですよね？う～ん、まともな神経持っていたら世を儚んで自殺しかねないのぅ。密航者の狙いも其処にあったのだろうけど、何と言えば良いか言葉に現せないものがあります。恨み骨髄ゆえの暴挙とも取れるけど、どれだけ愛おしく感じていたかを考えると何も言えなくなりますね。威勢良く啖呵を切ったのは好いけど、実は排出（トイレの汚水のように）されただけだったような気がします。でも、間違いなく勝利と言えるんでおｋなんでしょうなぁ。何はともあれ大団円で御座います。酷く駄目駄目な主人公でも物語りが上手く纏まっていて面白い作品でした。満足。OPの『濛々たる黒煙は咲き』も好かったけど、エンディングの『CORAZON』も良い。Ritaさん良い声しているのぅ。