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がじゅまる日記

がじゅまる育成記録用に始めたブログだったのですが、食べ物の話と子供ネタばっかり。

たほいや

2006年06月19日 | ボードゲーム
日曜日,大人5人(+お邪魔専門のちびさん)で集まり「たほいや」というゲームをしました.
このゲーム,モノポリーやカタンなどのボードゲームとは少し趣が異なり,広辞苑1冊と筆記用具があれば遊べてしまいます.

ルールは詳しくはこちらに載っていますが,簡単に言うと,
①親1人と子4人に分かれる(5人プレイの場合)
②親は広辞苑を開き,そのページ内から単語を1個選択し,お題とする(例:「たほいや」)
③子4人はそれぞれ,「たほいや」の意味を想像し,広辞苑の言い回しに似せてその意味を紙に書いて親に渡す
④親は広辞苑の「たほいや」の記述を一字一句同じに紙に書く.これが正解
⑤5枚の紙(うち1枚は正解)を適当な順番で読み上げる
⑥子はそれぞれ,1~5の答のうち,正解だと思うものにチップを賭ける
⑦親は1~5が誰が書いたものかを順に読み上げ,正解でないものに賭けた子はその答を書いた人+親にチップを取られ,正解に賭けた子は賭けた分のチップを親からもらう
⑧隣の人に親が移動

というゲームです.
要は,いかに適当な意味を考え出し,広辞苑らしい言い回しの文章を書くことができるか,という遊びです.
欧米でも「Fictionary」という名で同じゲームがあるそうです.辞書さえあればできるもんね.

このゲーム,むかーし10年以上前,フジテレビの深夜放送でやっていたんですよ.
プレーヤーは山田五郎,三谷幸喜,森雪之丞など,当時も今も相当濃いメンツで.おもしろかったなぁ.
「カノッサの屈辱」なんて番組もあったし,あの頃のフジテレビ深夜枠はすごかったね.

さて,「たほいや」は最終的には親が一回りした後に一番多くチップを獲得した人が優勝!なのですが,それよりなにより如何に人を騙す答を考えるか,が楽しいゲームです.
お題を出すほうも考えさせられます.広辞苑の答だけ突出してしまうと,正解ってすぐバレちゃいますから.


今回実際に出題されたお題と,その際に読み上げられた答を3つほど載せてみました.
意味をひねり出すのに,いかに苦労したかが分かるでしょう(^^)
Q1~Q3まで,A~Eのうちどれか一つが広辞苑です.わかるかな?

Q1 お題「ひえい」
A.赤いエイ
B.ヒエを炊いたもの
C.山伏の修験場
D.散る花びら
E.滋賀県北西部の名称


Q2 お題「なぐら」
A.住居の中に作られた倉
B.波のうねり
C.歌舞伎の題材
D.香辛料の種類
E.インド,カシミール州の州都


Q3 お題「えだのゆき」
A.関東以南に自生する低木
B.大正時代の歌人
C.飾り
D.樹木の名前
E.苦学すること




【正解】Q1:D  Q2:B  Q3:E