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化け猫のひとりごと

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トラブル満載トラベルにゃ ⑧

2025-02-15 22:30:27 | 日記

二日目は、ばーちゃん今までに聞いたことのないお城跡、『湯築城』跡地に行くんだって。

松山城よりずっと古い平安のころから松山を支配していた河野氏という人が城主で、河野氏は知らなかったけど、『村上水軍』という強烈な海賊はばーちゃん知ってた、その海賊が手下だったんだって。

松山城ができる前の、徳川氏が戦国時代を終わらせたその前に滅ぼされて、『湯築城は、打ち壊されて廃城にされたんだって。

どなたの意向か、その後近代になるまで立ち入り禁止地区になっていて、竹やぶだらけのうっそうとした山城跡を、観光のための城址公園《道後公園》にしたんだって。

お城もない廃城跡地だけど、百名城になってるって、ボランティアさん誇らしげ^^。

こんもり山を囲んで堀があり、その外側には武家屋敷が復元されていて、五、六百年も前のものなので、土台石しか残っていないところからかなり忠実に再現されたみたい。

 

親切なボランティアのおじさんがついてくれてたのに、おばちゃんが質問攻めにしておじさんへこませちゃった。

そこにふらり、とした態でタイミングよく館長さん登場。

土塁の仕組みや積み上げた年代の見方という、かなり専門的な話までしてくれて、おばちゃん満足気。

 

ばーちゃん思うに、ボランティアのおじさん、どっかで内緒に館長さんにヘルプ~~!ってお電話したんじゃないかな、だって。

 

そのあとも、公園半周するくらいまでボランティアのおじさんが付いてきてくれて、廃城に行く石段まで連れてってくれたのにゃ^^。

段々を見上げたばーちゃん、昨日16000ポ歩いたあんよが、きょう耐えられるのかなぁ・・・。

「いけるイケル^^。」

おばちゃんもおかーさんも、無責任に請け負ってくれてるけど、山道では、救急車来られないよ?。

尻込みするばーちゃんを、おかーさんがお袖につかまらせて、手すりもないだんだんをえっさえっさ。

杖があって大助かり。

 

ゆっくりゆっくりではあったけど、ほとんど休まずに20分ほどだったかなぁ?。城跡らしいところにできている展望台に到着。

展望台からは松山の街が一望、松山城も、よく見えたにゃ。

てっぺんは城跡にしてはかなり狭いので、少し下の小広いところが城跡で、ここは物見櫓でもあったのかな?。なんて勝手な推測。

 

この後山を下り(おとぎ話と一緒で、行きはすったもんだ、帰りはすたっと帰るんだよにゃ^^。)

麓にあった《子規記念館》にちょっと立ち寄り。

のつもりが、やっぱりどこ行ってものめりこむ人約1名^^。

ばーちゃん疲れちゃって、お休みどころ見つけて一人でへたり込んでいたら、テーブルの上に、一口話のような、逸話が数話。

 

ゆっくり読んでいるうちにあんよの疲れも収まって、みんなを探してお外に出たのはもう1時過ぎ。

暇だったばーちゃんが、アンケート書いてたので、謝礼にもらった絵葉書が、『四十島』。子規と仲の良かった夏目漱石の小説、『坊ちゃん』の中の《ダーナー島》のモデルなんだって。

にゃんにはなんのこっちゃなんだよにゃ^^。

続く


トラブル満載トラベルにゃ ⓻

2025-02-14 09:17:09 | 日記

みぞれ交じりの夜の街。

散策する気力も失せる寒さに、ひたすらホテル目指したんだけど、見渡す限りの飲食街@@。

3人5人と肩寄せあってお店の物色人の群れ。

これだけのお店があるってことは、四国はやっぱり観光地で、はやってんだにゃ。

 

早々にホテルに着くも、お腹いっぱい、眠気に負けて、

「明日道後温泉でお風呂に入るんでしょ?。ここは大浴場はないみたいだから、じゃあ、今日は《ポッチャン烏の行水》で早寝しよう。」

二人部屋しかなかったとかで、ばーちゃんとおばちゃんは一緒部屋、おかーさん一人下の階の《レディースコース》の一人部屋。

さっさと解散して。ポッチャン風呂浴びてお布団にもぐったのは10時前。

ばーちゃんいつも以上に素早く、「おやす・・・Zzz~~~」

 

夜中の2時ころ寒さでお目目パッチリ。

なんじゃこりゃ~~の寒さにばーちゃんごそごそ。

「どしたの?。ねむれないの?。」

おばちゃんも起きだして明かりをつけるとまだ2時過ぎ。

「なんかすご~く寒い」

「あ、悪い。うちの癖で寝るときエアコン消しちゃった><。」

 

急いでエアコンつけてね直ししたけれど、お窓が開いてるの?。っていうくらい、まだ寒いにゃ。

にゃんはばーちゃんの抱っこで我慢できてたけど、ばーちゃんごそごそおズボンはいて上着を羽織っての、ね直しなのにゃ。

「窓際だからサミ~のかも。替わってあげるよ。」

おばちゃんが枕を持って起きてきて、ばーちゃんと寝床の交代。

 

「こりゃ、この窓二重窓じゃないし、アルミ枠だ。これじゃサミ~わけだ!。」

おばちゃんは、カーテンの下に枕を押し付けて寒い風が入らないようにして、お布団の上にコートを載せて、バスタオルを枕にも一度ね直しにゃ。

奥のベッドは風も来ず。クーラー付けたおかげもあって、あったかば~ちゃんも、も一度ね直し^^。

Zzzz~~~・・・Zzzz~~~・・・

 

おばちゃんの寝息を子守唄に、寝たとも思えない二度寝・・・。

でも、おばちゃんの目覚ましの音で目が覚めたんだから、やっぱり寝られたんだにゃ^^。

 

二日目の打ち合わせは、朝ご飯を食べながらということで、おかーさんにお電話。

すぐお返事はあったもののちっともやってこないので、変ね?。と言っているところにお電話。

「そっちに行きたくても、私のカードではその階に行けないの。」

そだ!。セキュリティーが厳しいから、自分のところしかあかないんだ!。

おばちゃんは旅慣れてるのに、

『ばーちゃんとおばちゃんは一部屋で二枚のカード持ち。ばーちゃんはおばちゃんの《くっつき虫》だから、カードは一枚でいい。ばーちゃんの分をおかーさんに渡しておくべきだった!。』

 

電話をもらってはじめて気がついたんだよ!。

で、もう時間だから、食堂集合に決め、急いで下に降りたのにゃ^^。

食堂はそこそこに人はいたけど、とっても静か。

《春節》という時期で恐れていた人たちの《騒がしぐちゃめちゃ国》の人がいないせいか。

 

バイキングでの、奴らの作法のなさの、山盛りごはん取り、食い残し残骸の多さは、にゃんでさえ二度と見たく無いにゃ><。

 

やっとおかーさんが下りてきて楽しい朝ごはん。

チョーお安いビジネスホテルなんだけど、フロントもフロアもお部屋もとっても清潔できれい。

なのにあの雪とかお窓の寒さが、この度の気候が『五十何年ぶり!。』というテレビニュースになる寒さであるために、二重窓にしてなかった、ということも理解したにゃ。

でも、お安いビジネスホテルのバイキングは、満点間違いなしのお味。にゃん、朝から食べ過ぎにゃ^^。(食べても全然減ってないけどにゃ^^。)

続く。(お写真、絵はなかったにゃ><。)

 


トラブル続きのトラベルにゃ。⑥

2025-02-13 20:18:55 | 日記

一休み後、5時の予約に5分前に着いちゃったら《準備中》。

雪は降ってなかったけど、底冷えのする・・・(四国・は・わ・い><。)

「はやすぎちゃったね。」

そういったとき、お外から来たおじさんが、

「どうぞ。」

そういって戸を開けてくれたにゃ。

板前姿の人だったので、

「すこしはやめで、すみません。」

そういったけど、「いいですよ。」

そういってお席に案内してくれたにゃ。

 

コース料理を頼んであったので、飲み物だけ注文して、待つほどもなく小付けから順番に。

でも、みんなにゃんの大好物だらけ!。にまぁ~~^^。

すっご~~くおいしかったんだけど、順番なんか忘れちゃったにゃ。

鯛の兜のあら煮

ホタルイカ

鯛の焼き物

シャコ

ぶりの照り焼き

刺身盛り合わせ。

カメの手

 

普段飲まないおかーさんもビール飲んで、ばーちゃんジョッキお替りお替り^^。

おばちゃんは日本酒も飲んで、みんなご満悦^^。

「人の作るものはおいしいんだよね。」が、お料理担当者たちのいつわざるホンネ。^^。

くたびれてた体にしみわたって、おいしくって、ツマ一筋残さず完食。

 

にゃんもお腹いっぱいハライッパイ(=^・^=)。

四国っておいしくって安くって、いいところだにゃ^^。

続く

 

 


トラブル満載トラベルにゃ ⑤

2025-02-12 10:37:36 | 日記

座っているのも飽きてきたころ、やっと戻ってきたお二人さん。

「今まで見た城の中でも最高のすごい城郭だ!。時間が足りなかった・・・。」

ばーちゃんのせいみたいにも聞こえたけど・・・。

ばーちゃんすっかり飽きちゃってたから、ま、いっか。だにゃ^^。

 

下りは、疲れて足にはきついのかもにゃ^^。

ばーちゃん手すりと杖にすがって一歩一歩降りていく。

また雪がふわふわ降ってきたけど、積もるほどではなく、風にのっての小雪は、『四国松山城の石垣背景小雪の舞い』なんてめったにない風情ある光景だったのかもにゃ^^。

 

無事ロープウエイにも乗れて、次の萬翠荘へ。

 

萬翠荘はフランス様式建築ということで、シンデレラやオスカルなど、物語のお姫様が出てきそうな、優雅で豪華な建物だったのにゃ。

だけど、二階・三階に上る階段を見て、不安ばかりのばーちゃん、即座にあきらめて、一階大広間の豪華なシャンデリアの下にいすを置いてもらい、一人さみしく待つことを決断。

ひとわたり周りを見回し、ドレープの素敵な搾り上げられたカーテンや、すべて水晶で作り上げたという豪華シャンデリアを見回してから、お目目をつむり、お姫様と王子様の素敵なダンスパーティーを想像して・・・いつのまにやらZzz~~。

背中をたたかれて、おめめさましたばーちゃん@@…びっくり!。ねんねしてたんだ・・・。

(夕べ寝付けなかったのに、今朝4時前に起きちゃったもの。眠いはずにゃ^^。)

 

「そろそろチェックインできる時間。ホテルまでは10分ぐらいだから、頑張って歩いてね。」

おばちゃんに言われて、(10分がおばちゃん時間なら、きっとお隣駅に行くくらいの25~30分かかるな><。)とは、ばーちゃんの心のつぶやき。

後で地図で見たら、電車一駅分に曲がってからの距離だったけど、市内電車だったから、うちの方の駅間に比べて四分の一位の距離だったみたいで、ホテルまで20分で付けたのにゃ。

 

あとはおばちゃん予約の夕飯が楽しみ^^。

人気の「飲み屋」なんだって!(^^)!。

続く


トラブル満載トラベルにゃ ④

2025-02-11 16:55:39 | 日記

お腹がくちくなるとお目目がくっつきそうになるのは、でっぱりお腹の皮が突っ張って、うわ瞼を引っ張り下げるからだってこどものときにおそわったばーちゃん。

お腹を引っ込めてお目目をこすり、どっこいしょでやっと立ち上がり。

これから行くところは、ご飯食べながらスマホを見て決めた。だって。

お行儀悪いおばさん組二人で決めたみたいで、このすぐ近くらしいにゃ。

 

お代の清算を済ませると、さっそくさっきの交差点に戻り、信号を渡ってすぐのところにあるコーヒー店に入っていくんだよ@@?。

お腹はいっぱいだし、お茶も飲んだばかりで、時間の無駄だよ、なんてばーちゃん不審顔。

そしたらそこはなんと、夏目漱石の有名な小説『坊ちゃん』によく出てくる、シュッポッポ、坊ちゃん列車の展示されている『坊ちゃん列車ミュージアム』だったんだにゃ^^。

ふつう、コーヒー店の奥にそんな展示場があるなんて思わないよね、ってばーちゃんどこまでも不安そう。

おかーさんの後ろについて中に入ると、区切りもない奥に、おもちゃのようにきれいに磨かれてお化粧されていて、大事にされているんだな~~。という姿で鎮座していたのにゃ。

壁一面に、当時の功労者の功績や、いきさつや生業など、『うん。確かにここはそれなりに《ミュージアム》だ!。』とばーちゃんは感動してましたマル。

 

コーヒーも飲まずにそのままお外に出ると、お昼過ぎたばかりの時間なのに、ぞくぞくする寒さで、またまた「ねえ、四国って南国じゃないの?。」の疑問に取りつかれちゃったのにゃ。 

「とにかく今日のメインの高松城見学」にいこうよ。」

「なにに乗るの?。」

足イタばーちゃん、もう歩きたくないみたい。

「ここからすぐだから歩きだよ。」

おばちゃんの冷たい宣告に、ばーちゃん😞><。

 

もう歩けないと泣きを入れたばーちゃんに、おかーさんが提案。

「ロープウエイがあるみたいだから、その駅そばまで、市電に乗りましょ。」

若めのお二人さんには、市電駅4つ5つは、へでもなかろうけど、一日6000歩が記録更新って喜んでるばーちゃんには無理無理ム~リ。

今日は、今までで、もう1万歩くらい歩いてると思うよ・・・。

電車は10分もするとやってくる。赤色かオレンジ色のきれいな車体で、みかんを想定して塗ってあるらしい。バスも同じような色合いで、車体の大きさも同じくらい。街中は電車もバスも、ミカン色赤色だらけだにゃ^^。

+

 

その電車で4駅くらい乗って、降りて少し歩くとロープウエイ駅に着いたにゃ^^。

道すがら、鳥の羽?。みたいに見えたのが、にゃんの今年の初雪体験だったにゃ^^。

 

ロープウエイ往復券買って入り口につくと、リフトなら常時上に行ける。ロープウエイだと、行列して待つんだって。

いくらかちらちらしている雪の中、同じ料金ならロープウエイ!。と意見一致で行列に並び、ばーちゃん先頭に立って景色を見るつもりだったので、一番前の窓にへばりついて陣取ったんだけど。・・・

先頭座席の人がばーちゃんの障碍者マークに気が付いてお席を代わってくれたにゃ。

 

両脇の石垣を眺めて上の方の城郭を望む間もなく、すぐ終点(´・ω・`)。

下りは徒歩25分というけれど、もう、帰りの切符も確保済み。

(実はばーちゃんあんよが攣っちゃって、あるきたくないのだ><。)

それに気づいたおかーさんが、温かいお茶を買ってきてくれて、ばーちゃん水分補給。

寒空でお留守番も嫌なので、とにかく座れるところまで頑張ろう!。になったのにゃ;><;。

石垣や、門構えや、城郭の仕組みを見ながらあーだこーだ、中年おばさんが、姦しく議論しながら順路に沿って歩くこと数十分><。その間ばーちゃん必死に無言でぜっはっぜっは。山登りのよう。

やっと最終目的地に着いたけど、お靴を脱ぐ前にばーちゃん完全にダウン。

最初の階段が松本城のよう><。

「私にとって、『こりゃ駄目じゃ!』の階段だから、あそこの椅子でお留守番してる。ゆっくりいってらっしゃ~~い。」

 

・・・椅子に座って又お薬を飲み、ちょっととろとろ居眠りしたあたりから【騒がし国】の団体さんが押し掛けてきたのにゃ。

そのうるささ・騒がしさ!。

国民性なのか人間性なのか。

係りのおじさんが

「靴は脱いでスリッパをはき、靴はつき当たりの靴箱に入れてください、」

 

1時間強座っていた間に、かの国の団体が、30人強で3組か4組来たんだけど、どのグループにも、靴を脱がずに上がる人が、大人子供問わずにいたのには驚いたにゃ。

で、帰り時には靴箱の前で靴を履いちゃうんだよ。

普通に考えて、スリッパで歩くところは泥靴に履き替えないでしょ?。

スリッパ入れに戻すときに、板敷きの上で靴を履いていて、スリッパ1足を重ねずに、バラバラに遠くから投げ込む。

騒がし国にだっているでしょう?まともな思考の人たちは。その人たちはきっとそういうのを見てすんごく恥ずかしいでしょうね。

後で聞いた話だと、毎日夕暮れに近い到着のツアーで、詰め詰めの予定でせかされるからそうなっちゃうんだろうって。

続く。