明けて三日目。もう帰る日にゃ^^。
お昼過ぎの飛行機の予定なので、1か所だけの観光と、最後においしいお寿司で〆ておうちに帰る予定にゃ。
かなりおいしい朝ごはんと、パンの耳を使った自家製ラスクがおいしくて、食後のおやつにパリポリパリポリ。
おばちゃんがお代わりをとってきて、またパリポリパリポリ^^。
すっかり堪能して、もう最後の観光に出かけるお時間にゃ。
おかーさんにばーちゃんたちのお部屋に来てもらう算段をして、忘れ物のないように。スリッパで帰らないように(笑)。
そういってるのにばーちゃんうっかりお靴履き替え忘れそう><。
椅子の背にかけた、一番忘れそうな杖を持って出るばかりの時におかーさん到着。
全員忘れ物のないことを確認して、2日お世話になったホテルにさようなら^^。
お外は昨日より白い感じのちょっぴり雪景色。
夜中に降った雪らしい。
芝生の上や、タイヤの脇などに溶けずに残ったわずかな積雪。
四国の街中ではかなり珍しい光景らしいにゃ。
最後に選んだ場所は、空港に近い《松山市考古館》 そこでの《特別展》。
市民向けの連続講座の3回目らしかったけど、お構いなくにゃんたちは眺めに行くだけ^^。
のつもりが・・・。

バスがいいということで、JR松山駅までとことこ電車に乗り、強風吹きすさぶバス停で足弱ばーちゃんお留守番。お尻が冷たい金属椅子にネを上げて、ピンクの手編み襟巻を四つに折ってお尻に敷き、重ね手袋までしての、しばしの休憩。さっむぅ!にゃ。
バスが複雑で、スイカ使えたり使えなかったり。
今度乗るバスが、スイカだとお安いうえに、現金ほど面倒でないとのことで、JR駅におかーさんとおばちゃんで、ばーちゃんのカードも持って補充に行ったんだけど・・・。
なんと!。
スイカやパスモ、ここのバスでは使えるのに、JRでは取り扱ってなくって、コンビニ探して買ってくれ!、なんだって!。
びっくりだし、当て外れで、バスの時間が迫ってたので戻ってきちゃったんだって。
ばーちゃんはバスに乗る分くらいあるはず。
ほかのお二人さん、小銭握りしめてドキドキカードかざしたら、何とかOK\(^o^)/。
(その時にはお尻に敷いてたピンクの襟巻、確か持ってたはず・・・だと・・・おもう・・・んだけど、な。)
お日様は出ているけど、何しろ風が強い。
ばーちゃん杖とザックを横抱きにスイカをかざしてバスを降り、首をすくめてせっせせっせの汗をかくほどの登り道。
あっちで立ち止まりこっちで一休みしながらのスマホ頼りの小道で、突然の分かれ道!。
ばーちゃんうんざりして、今にもストライキ起こしそうな怒り顔。
「なんで人に聞かないの?!。もっと上るのも嫌だし、引き返して歩きなおすのも嫌!。人に聞くのが嫌ならタクシー呼んでよ!。」
ばーちゃん丸抱え、全額負担旅行なので、おばちゃんもおかーさんも苦い顔。
あっちの方から来た人に、ばーちゃん遠くから声かけちゃったのにゃ。
その人いわく、バスを降りた道から坂を上らないで真っすぐの方の道で、そこの坂の上、なのだそうで。
『ここまで来ちゃったのなら、そこのあぜ道を気を付けて歩いていって、階段を下りた道を右に行けば着きます。』
ほら。言わんこっちゃない。聞けばもうとっくについてたはず。
三角形の長い方の2編を歩かされた感じにゃ!。
ばーちゃんプンプン!怒り顔。
お礼を言って、わんこの散歩のおじさんと窮屈なすれ違いをしながらあぜ道を進み、階段を降りると舗装された2車線道路に出たにゃ。
左手少し先にきれいな白い建物ミッケ^^。あれにゃ?。
高台になったそこへは立派な階段20数段以上を上り、ばーちゃんヘロヘロ。
入り口前にある、いくつか並んだ水槽が、全部カチカチの氷漬け。
今日も寒いわけにゃ。
館内に入ると、さすがほっこりあったか。
荷物を預けるロッカーを探しに、ばーちゃんのザックも持っておばちゃんとおかーさんが行っちゃうと、ばーちゃん杖とバッグを持って先にソファにどっかり座り込み!。
みーんな人任せ^^。
関東圏では、都民でも県民でも他県民でも老人割引があるところが多いのに、松山ではほとんど見損ねたのかあるいはないのやら^^。
ここはあったんだろうか?。
古墳時代の土器や石器、川をせき止めた遺構や生活などをみられるへや。

古代の石墓

川をせき止めた古代の遺構
飛鳥・奈良・平安時代の仏教関係の、仏像・寺遺構・瓦。そして鎌倉・室町・戦国時代・江戸時代の遺物が、所狭しと置かれていたのにゃ。
歩き回って小1時間。一息入れに入口に戻ると、係のおばさんが声をかけてくれて、《展示解説会》のお知らせ。お昼にもヒコーキにもまだ早いから、参加を決定。

連続講座の3回目ということだけど、体のいい時間つぶしにゃ。
5枚つづりの立派な資料で、今回は《古代の顔 Ⅲ》
初めての切り口の古代。

面白かったけど、約2時間弱は長かったにゃ^^。
帰る段になって、ばーちゃん、ピンクのストールなくしたことに気が付いたらしい。
ザックには入らないし預けたロッカーにもないのにゃ。
バスを降りた時に持ってたかどうかすら覚えてなくて、しょうがない。あきらめ><。
そろそろお寿司屋さんに行かなくっちゃ。
「タクシー呼んで。」
ばーちゃんの希望で、おばちゃんとおかーさん、手分けして何社も何社もタクシー会社に電話しまくり。でも、一件もヒットせず><。
バス停まででもたどり着こう、と歩き電話で移動するも・・・なしのつぶて。
続く