魔法科高校の劣等生-1-

魔法科高校の劣等生の原作『来訪者編（上中下）』を読んだので

いつもの様にグダグダな感想（？）みたいなものを・・・

これでTVアニメと原作(5巻と8～11巻)を合わせて一年生編

（初年度の部）を読み終えた事になるが・・・

アニメ版と原作(入学・九校戦・横浜騒乱)で多少の違いがありそうなので

今回は、原作の『来訪者編』について少々・・・

 

アマゾンの口コミを読んでいて

「エリカが暴走しすぎ」

「転校生（交換留学生）が弱すぎる」

みたいなのが書いてあったので、その辺を注意しつつ読んだのだが、

特にそんなこともなかったように思われる。

 

・エリカの暴走

（もともとエリカは、独断専行的傾向があるような描写だから・・・）

ただ何故そのような行動に出たのかの補足が少々不足気味だとは思う。

（魔法関係だと詳細に記述してあるけど・・・）

勝手な想像をすると、

エリカとレオの関係は、横浜騒乱編で千葉道場の門下生で弟子扱い

さらにエリカから直接教えられているので直弟子となる。

その直弟子が倒されたとなると、師匠としては黙ってはいられないと・・・

それと千葉道場の沽券にも係わることだから・・・

（所謂、武門の意地ってやつですか・・・？）

まぁ・・・こんなところかなぁ～・・・と

 

・転校生（交換留学生）が弱すぎる

戦略級魔法師の捕らえ方かな・・・多分

戦略級魔法を使えるからと言ってオールマイティに強い

と言う訳ではないと言う事ですね。

しかし、このアンジー・シリウス少佐『パレード』なる魔法を使うと

ほぼ無敵クラスの魔法師じゃないかな？（世界最強も伊達じゃない）

あぁそうそう九島閣下の言いわく

「使い方を誤った大魔法は工夫した小魔法に劣るのだ！」

じゃないけど工夫して修練を積んだ達也との戦いじゃ

かわいそうというものだ・・・。

あと、戦略級魔法師という呼称があるならば

戦術級魔法師なるものもいていいと思うのだが

これって一般の魔法師のことなのかな・・・？

 

今回、異次元からの来訪者と言うべき『パラサイト』が出てきて

「今夜の出来事が、人と、魔と、魔物が、人の世の陰で争う暗闘の歴史・・・云々」

となっているから、

この世界（魔法）とは、どういうものかが定義されるのかな・・・この後で・・・?^※1

ここで、大胆な妄想を一つ

この世界(魔法)がどういうものかが分かる過程において起こるある事柄に起因して

四葉VS司波兄妹の構図に変化が起き8巻の「決裂も衝突も・・・」に続くのではないかと？

まぁどうでもいい事なんですけどもね・・・四葉との対決を期待していた者としては、

四葉に手玉に取られる達也君をみたくないといいますか・・・そんなところですね。

 

ここで、前回のブログの訂正を一つ

8巻の感想で、何故司波兄妹を手放さないのか分からない・・・と書いたけど

深雪をというか深雪の魔法・・・系統外・精神干渉魔法「コキュートス」が欲しい

のであって達也はいらないと言うことだと勝手に理解しました。

 

最後に、これもアマゾンの口コミなんだけど

「この小説はフォーク准将が書いたようなもの」みたいなことが書いてあったけど、

この意見には賛成かな？ただ、本当にフォーク准将が書いたとすれば

題名『魔法科高校の超優等生』で主人公に欠点なんかない唯我独尊的

な人物ではなかろうか等と愚考してしまった・・・。

それと、

5巻（夏休み編+1）と8巻（追憶編）と9～11巻（来訪者編）で

アニメ第二期出来そうなんだが作らないのかな・・・？

 

【番外編】

1)司波兄妹と四葉の関係＆秘密に触れたもの

司波達也	四葉深夜の子・四葉真夜の甥 司波深雪の兄でありガーディアン BS魔法『分解・再生』 トーラス・シルバーのシルバー
司波深雪	四葉深夜の子・四葉真夜の姪 司波達也の妹・四葉家次期当主 系統外・精神干渉魔法『コキュートス』
四葉深夜 (司波深夜)	四葉真夜の双子の姉・司波兄妹の母 系統外魔法『精神構造干渉魔法』
四葉真夜	四葉家現当主・四葉深夜の双子の妹 司波兄妹の叔母 収束系統魔法『流星群（ミーティア・ライン）』
中条あずさ	九校戦編にて司波達也がトーラス・シルバー ではと疑っている 系統外・情動干渉系魔法『梓弓』
千葉エリカ	来訪者編にて司波兄妹が四葉関係者と知る

2)この物語の世界観(?)みたいなものを主人公が属している所から

○魔法科高校の学生・・・ブルーム・ウィードという差別『格差』

○軍属である・・・戦時中(戦時下)であるという『世界情勢』

・大東亜連合(大亜連合)VS日本[横浜騒乱編]

・同盟国といえども自国に脅威をもたらすものの排除[来訪者編]

○魔法がある世界・・・※1で記したように今後明らかになるのかな？

3)この物語で今一番知りたいことは、8巻に示された『決裂も衝突も・・・』

の理由である。極論すれば、この理由によっては、この物語全てが「つまらない」

と私的には思えるのである。（あくまでも私的にはである）

であるから、この理由を知るべく、このラノベを購読するのである。

 

本日はこれまで・・・