
エンジンが掛からないということで1574kmで入庫。
前回は2012年4/23で1526km時。キャブ清掃等して復活し、程度の良い車両だと喜んだメンテでした。しかしあれから3年で48km。キャブレターが詰まってるんだろうと分解メンテナンスです。

取り外したキャブレターから出てきたのはドロッとしたオイル。こういうケースは珍しいですね。

そのオイルと共に出てきた大量のツブツブなゴミ。ジェット類詰まってるのは間違いありませんね。

案の定です。ガスケットはオイルで固着して外すのに苦労しました。

ボディ側もドロドロ。

ジェット類はクリーナー漬け。

フロートバルブも宜しくない状態になっちゃってます。

ジェット貫通を確認して元通り組み直してエンジンを掛けますが、全く掛かりません。そんな時はチョイノリのキモ、オイル交換。キャブ内に回ったオイルの綺麗さと、前回から48km程度の走行距離なので気に留めてませんでしたがこの汚さ。バルブも煤けてましたからねぇ。

これで大丈夫だろうと試みるも掛からず。プラグホールとプラグ本体がオイルまみれだったので新品に交換しました。これで爆発したんですが、チョークを戻すと直ぐストール。エアスクリューは締めても開いても機能しません。またチョーク引いたままスロットルを開けてもストールし、アイドルスクリューの方は一応機能しますがどうやってもキャブ調整出来ません。

こうなったら気になるのは「良い燃料」。ドレンから抜いたガソリンは変色していて、しかも途中で出が悪くなりました。タンクを開けてポンプで組み上げた底の様子はご覧の有様。

ガソリンの質どころじゃなくタンクが錆び錆びでした。やはり三年放置はダメですね。これはちょっと骨が折れそうです。

せめてフューエルコックが生きてくれていれば良いのですが・・・ ・・・途中で排出したガソリンの出が悪くなったのが気になります。
というわけでタンク洗浄・錆取り・コーティングという長丁場メンテに移行します。あれ程綺麗だった車両が勿体ない限りですね。
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