ぬくぬくひきひき

ひねもすのたりのたりかな──ほぼ半径30mの羽猫庵だより

キターーー!鳥が!!

2009年01月10日 | 来客、常連、むしろ主
食堂前に大きなモチの木があり、
そこにぶら下がりカゴ型のコレ傘を改造して作ったコレがひっかけてあるのだけれど、
先日、傷んでしまったリンゴを半分に切って入れておいた。

なかなか来ないなーと思っていたのだけれど、
今日、傘のほうの皿が落下していたので、片付けていると、
リンゴがちゃんと齧られている。
でも、もうダメだね、と捨ててしまった。

お昼を食べながら、簾越しにモチの木を見ていると、
それでもかわるがわるいろいろな鳥がやってくる。
メジロのつがいが、「あれ?ないねー」「ないねー」という感じで枝渡りをしていて
傘のほうをウロウロ。

あ、こいつらが食べてくれたのかな?
と思っていたら、カゴ側のほうにじわじわと渡っていく。
あ!カゴにとまった!リンゴ食べてるーーーー!!

と思った瞬間、ヒヨドリ登場。
メジロは追っ払われてしまった。w
ヒヨドリは身体も声も態度もでかい。
そのくせとっても小心者。
しばらくは周囲を警戒していたけれど、じわじわじわじわとカゴに近づいていく。
でも、身体が大きいから、細い枝にはとまれない。
カゴにとまっても大丈夫なのかな?と思っていたら
心配無用。なんと、カゴのリンゴをむしゃむしゃとついばみはじめた。

ついばんでは上を向いて呑み込み、ついばんでは上を向き…。
幸い簾越しの人間には気付いていないようで、
リンゴ半分ほど食べて立ち去った。

なんだ、来るんじゃーん。www
嬉しくなって、さっきの捨てたリンゴを復活。(だってヒヨが食べてたのより立派なリンゴだったしw)
傘の皿をセットしなおし、メジロの到来を待つことにした。

「あそこにいけば、いつもあるねー」というステーションになればいいのだけれど。

冬の間だけの、お楽しみ。

ふくろう

2009年01月07日 | 来客、常連、むしろ主
昨晩、スポクラに行こうと坂道を下っていくと、
電線に何かが停まっているのを発見。
大きめの鳥なんだろうけど…かたちがなんか不思議。頭がない。
ふくろうみたいじゃない?まさかね、なんて話していたけれど、
生き物大好きな家人が懐中電灯をとりに戻り、強力サーチライトをあててみると…

おお、本当にふくろうだ!
光にびっくりしてふわっととびたち、大きな羽根をゆっさゆっさとはばたかせながら
高い松の木に行ってしまった。

野生のふくろうなんて、初めてみた。
ホーホーっという鳴き声は聞いたことないんだけど
いるんだなあ、こんなところに。


小寒ですが、窓全開

2009年01月06日 | 羽猫庵
小寒ですが、羽猫庵は
真冬でも1日中窓全開です。
ま、日中は比較的暖かいということもありますが、
そうすると、家の中よりも外のほうが暖かかったりする。

朝、雨戸を開けるとき、窓全開にして外の空気を取り込む瞬間が好きなんだな。
火鉢の部屋はもともと、火鉢使ってる間はずっと窓半分あけたままだし、
猫も外を見たがるし。
そのまま気がつくと夕方まで開いてる状態。

なぜだろう。昔の冬はもっと
冷たい風がピープーと吹いていたような気がするのに。
羽猫庵が南向き斜面に建っているからだろうか。
北風は入ってこないし、南からのポカポカの太陽だけを受けて、
松林が防風林になってくれているからかもしれない。

焙じ茶

2009年01月04日 | 作ってみる
幸田文の「台所のおと」に出てくる焙じ茶を
やってみたくてたまらなくて、ずっと焙烙を探していたのだけれど
意外と見つからないものだ。

半年くらい前、友人とかっぱ橋を徘徊し、
それでも満足のいくものは見つからずに買えなかった。
ただし、お盆にオガラを焚くような、素焼きのお皿も「ほうろく」という。
よく考えたら、同じもの。
というわけで、小さな素焼きの皿を買ってきておいた。

お茶は家にいっぱいある。
ひとつまみだけ、ほうろくの皿に乗せ、
ガスレンジで焦がさないように木べらで葉を常に動かす。
家中が、お茶のいい香りに包まれる。

うっすらと煙がたち、葉が茶色く変わって、茎が白く目立ち始める。
隣でお湯がグラグラに沸いたら、急須に茶葉をうつしてお湯をそそぐ。

シュワワワ~

ああこれこれ!でも本当はもっといい音がするはず。
修行を重ねなければ。w

焙じ茶は、焙じたてがやっぱりおいしい。
渋みもなく、飽きずに飲める。
最近ちょっとやみつき。
たまっていた日本茶も、ようやく消費できるかも。w

風呂

2009年01月04日 | 災害への備え
羽猫庵ではお風呂に入らない。
風呂場は広いのがあるのだけれど、寒いし古いしで
引っ越してきてもう何年にもなるけれど、実はまだ1度も入浴したことがない。
浴槽は、水を貯めておく水槽になっている。

もともと、ここに来る前も、ほとんど毎晩スポーツクラブでお風呂に入る生活をしていたので、
そういう生活でも全く不自由は感じなかった。
で、困るのは、お盆と正月。スポクラが連休になることがある場合。

近隣店舗同士で休日は融通されているのだけれど、
今日は、慣れない混んだ他店に行くよりも、歩いて近所の銭湯に行ってみた。
ここは去年も、雪の日に行った。
歩ける距離に銭湯があるのは、助かる。

案の定、ガラガラで、貸切状態。
少々タバコ臭いのが難なのだけれど、熱めのお湯にじっくりとつかれる。

もう1店、この近くにあった銭湯は、年末に閉店してしまった。
この店も、そんなことにならないといいのだけれど、
そのためには、自分ももっとちょくちょく来ないといけないのだろう。
正直、銭湯はスポーツクラブよりも高くつく。施設も古い。でも銭湯は、街のインフラだと思う。
なくしてしまっては、いけないもののように思う。

帰り、向かいのコンビニでアイスを買って
寒い中、食べながら帰る。w
でも、身体はぽっかぽか。
また行こう。