ぬくぬくひきひき

ひねもすのたりのたりかな──ほぼ半径30mの羽猫庵だより

竹を切って支柱にする

2008年01月07日 | 羽猫庵
ダメモトで蒔いた去年残ったスナップエンドウの種が、
やたら発芽率がよく、元気に育っている。
間引いても間引いても出てくる。w
お互い絡みあいだしたので、支柱を立てることにする。

去年、竹の太めの支柱を立てたら、相性が悪いのか太すぎたのか
全然絡もうとしなかった。
うちから駅に行く途中の線路沿いの一等地に、かなり大きめの菜園があり、
そこをいつも観察していたら、どうやらエンドウの支柱には、
枯れた笹竹の細い先っぽを、枝を払わずそのまま立てて使っているようだ。
今年はそれをマネさせてもらおう、というわけで
間引きを兼ねて、うちも笹竹を伐採。
どうせ春まではあまり丈は伸びないので、高さは必要ないけれど、
春になってぐんぐん伸びはじめたら、また改めて高い支柱を立てる。

いつも竹を伐るときはテンションがあがる。
幹から枝をベキッペキッと折って幹からはずすのがストレス解消になるので
大好きなのだが、今回は枝が主役。
よく枝分かれした長い枝を探して、葉を落としてエンドウの根元に立てる。

それにしても竹って本当に捨てるところがない。
葉は雨が落ちる場所に敷いて、砂の流出防止に。
枝は支柱にし、幹は棚や柵を作るのに大活躍。
枯れて落ちた皮は、七輪や焚き火の焚き付けに。

ただ、困ったところに生えてきて、伐採せざるをえなくなった若い竹だけは、
いまのところ、どうしようもない。
切っても水分が多いので、乾かしているあいだに腐ってしまうのだ。その時ばかりは
「ああ、やっぱり竹って草なんだな」と思う。
節で切って笛にしてみたり、とか
削って乾かして竹ヒゴにして編んでみようかとか、
いろいろ考えるんだけど、
何かうまい手はないかなあ。

千両万両

2008年01月06日 | 羽猫庵


お正月に玄関を飾ろうと思っていた千両の赤い実が
一粒残らず無くなっていた。
多分、鳥たちが食べてしまったのだろう。

根元でひっそりと実をつけている万両は無事。w