ぬくぬくひきひき

ひねもすのたりのたりかな──ほぼ半径30mの羽猫庵だより

枝の道

2008年07月04日 | 羽猫庵
軒先の、雨が落ちる場所は、雨だれで砂が穿たれて流出してしまうので
あえて落葉を敷いて緩衝材にしている。
笹竹を伐ったあとは、笹の葉を敷き詰めておくのだけれど、
いつの間にか風雨に晒されて枝だけになってしまう。
枝は拾ってまた軒下にためて乾燥させておき、
焚火の燃料になる。

GWにケヤキの剪定をしたので、
ふと思いついてケヤキの枝を敷いておいた。
枝には柔らかいケヤキの若葉がついている。

2週間もたたないうちに、写真のように、見事に枝だけになってしまった。
ナメクジやダンゴムシの分解力の賜物。
日頃は厄介者扱いだけれど、この威力にはびっくり。
葉は雨を防ぎ、地味な虫たちが食べて、分解し、土にもどり養分となる。
枝は火になり灰になり、また土に戻る。
「循環」というものをを実感として感じた。


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