受け口治療体験記 ~矯正・入院そして手術~

受け口の治療をしています。現状を報告しつつ入院時の様子などもアップしていこうと思います。

術前矯正 第一話「受け口治療を決意」

2008年04月01日 | 術前矯正
 ボクが受け口に気づいたのは、中学生のときでした。

 もちろん当時は、受け口そのものが「普通じゃないかみ合わせ」ということを知りませんで。受け口と言っても下の歯を押すと上下の歯がぶつかるくらいのレベルでしたし、特に生活に支障もありませんでした。

 その後高校⇒大学⇒社会人となるにつれて段々悪化し、社会人3年目くらいから滑舌の悪さが非常に気になり始め、「治したい」と思うようになりました


 もとい、受け口の人は皆、「治したい」と思っているもんです。


 しかし実際に治療に踏み切ったのは、それから4年くらいしてからでした。

 なぜ受け口を治したくても治療に踏み切れないか?

理由①:外科手術を伴い、入院が必要であること。
理由②:それなりに費用がかかること。
理由③:術前矯正期間はまさに「自分との戦い」であること。



 理由①が大きいですね。学生ならいざ知らず、社会人がそれだけの休暇をとるのは至難の業です。職業にもよるんでしょうけどね。

 ちなみにボクはどうしたかと言いますと、
2007年12月前の会社を退職
⇒2008年1月次の会社に内定
⇒2008年3月入院
⇒2008年4月次の会社に入社

という感じでした。

 もちろん入院のために会社辞めたわけじゃないですよ!たまたまタイミングが良かったから事なきを得たし、次の会社の理解もあって入社日を待ってもらえました。


 理由②について。「それなりに」と書いたのは、受け口(医学用語で顎変形症)と診断された場合、健康保険が効くからです。矯正って基本的に自由診療で、保険効きませんでしょ?

 一般の歯列矯正は100万は覚悟しなきゃならないと言われますが、ボクの場合は矯正・入院・手術全て保険適用ですので、総額で60万程度で済みそうです

 ただし、受け口治療で保険を適用してもらうには、その認定医に見てもらうことが必要です。詳細は、矯正歯科にお問い合わせください。


 理由③について。術前矯正は1年以上かかるといわれます。ちなみにボクは1年3ヶ月でした。
 術前矯正中は、受け口が余計に目立つように矯正されます。上の歯を引っ込めて、下の歯をさらに出すんです。これはけっこう辛いですよ。でもこうしないと手術後にかみ合わせられないんですって。正直これは、われながらよく耐えたと思います。


 上記さまざまな理由から受け口治療を拒んでいたボクですが、ついに2006年4月、治療を決意し矯正歯科の門を叩いたのでありました


 次回第2話では、矯正歯科でのカウンセリングからスタートします。


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