8月9日(土)に九段の日本武道館で、全日本少年少女武道錬成大会が行われました。私も裏方スタッフとして参加したのですが、錬成大会は久し振りです。
少年少女武道錬成大会は、日本武道館が主催する「全国の小学生・中学生を対象に基本錬成を主眼とし、武道を通して心身の錬磨と相互の親睦を図り、我が国の将来を担う青少年の健全な育成を目的に、各道中央連盟との共催による錬成大会」です。
日本武道協議会に所属する9武道の内、相撲以外の8武道で行われているようです。


錬成大会は全国の小中学生に出場権があり、当日以前の予選会はありません。なので所属(スポーツ少年団や拳友会)毎に出場を決定すると、皆もれなく出場する事が出来ます。
皆さんは日本武道館のアリーナに立った事はありますか? 子供達にとって、日本武道館で演武する事自体が、非常に良い経験になると思います。
(私も裏方スタッフとしてもうかなりアリーナに立っております☺️。因みに、武道館でのコンサートは観に行った事が無いので、観客として武道館に行ったのも「日本武道館 鏡開き・稽古始め」だけです😀)
全国… と言っても流石に北海道や沖縄からの参加はあまりないようですが、今年は北は東北・青森県から南は九州・宮崎県まで、様々なところで稽古している豆拳士たちが一堂に会し、14コート3ラウンドにわたり組演武・単独演武・団体演武を繰り広げました(基本錬成のみの参加もOKです)。
今年は見る余裕が無かったのですが、意外なオススメは武道館前の駐車場です。全国から集まった観光バスを見る事が出来ますヨ。(昨今の世情ではウロウロしてると不審者と疑われる?💦)

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私は夜勤の仕事明けで参加したので、元々遅刻コミでお願いしていたのですが、入口で会った知り合いのN君が「控室は階段を降りたらすぐ判りますから♪」と言うのを信じたら、もう迷って迷って…、やっと担当部署の控室に辿り着いたら打合せももう終盤で、リーダー格の方に凄い顔で睨まれてしまって、いやぁ本当に参りました。トホホ...😅
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審判や雛壇にいる先生方も錚々たる顔ぶれですが、皆こども達の様子にニコニコしています。私は小学生が少林寺拳法をやる事については正直個人的な意見はあるのですが、錬成大会出場などを含めた「武道体験」としては非常に有意義なのは間違いない、とあらためて思いました。
錚々たる先生たちも、ご本人は凄い技法をお持ちでありながら、それとはまた別の顔で見守っておられるようにお見受けしました。他の武道については知りませんが、それは次世代の育成を何より願う少林寺拳法らしい空気だと思います。
小中学生の演武に関しましては、優勝が重要ではなく「基本錬成」、出場・参加する事が重要な大会ですから、まぁ武的にとやかくという感じではないようです。
拳の握る・開くが出来ていない拳士がかなりいたので、その辺りから直して頂けたら…、とは感じました😅。
一定以上の評価を受けた拳士には全員メダルが授与され、その中でも模範的な者には再度「模範演武」をやってもらいました。自分の演武が終了してホッとしたところで優秀な演武を見れば、いい刺激になったのではないでしょうか。演武する側も日本武道館のアリーナで2回も演武が出来たのだから、良かったですね。
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最後に招待演武として、先月末の高校総体 in広島で優秀な成績を上げた拳士の模範演武がありました。いやぁ「本丸大会」の全国最優秀はやはり凄いですね。豆拳士たちの目もまさしく豆のように丸くなってましたよ。
開会後はアリーナからの撮影は禁止だったので残念ながら録画出来なかったのですが、「Kempo Nittai」というYouTubeチャンネルに上がっていましたね😀。
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昼食を取る余裕が無かったのですが(というか他の人が取っているのに気がつかなかった💦)、スタッフ弁当がまだ残っていたので持って帰り(駅から自宅までが少し心配でしたが😅)、すぐに頂きました。🍺
早い時間に終了するのも良いですね😀。(まだ会場に残って詰めの片付けをしていたリーダーの方々、お先に失礼してスミマセン!!!🙇)
