”スローライフ滋賀” 

サッカー天皇杯 「レイラック滋賀」沼津に2―1 2回戦へ

 天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦が5月21日(日)、彦根市松原町の平和堂HATOスタジアムであり、滋賀県代表で日本フットボールリーグ(JFL)の「レイラック滋賀FC」が、静岡県代表でJ3の「アスルクラロ沼津」に2―1で競り勝った。延長後半のアディショナルタイムに逆転し、格上相手に劇的な勝利を収めた。滋賀県代表が1回戦を突破するのは3年ぶり。 

↑写真:中日新聞より

 レイラックは開始から果敢に相手ゴールに迫ったが、得点のないまま前半が終了。後半に入ると自陣に攻め込まれる時間帯が続き、13分に先制点を許した。
 試合終了まで残り15分、途中出場でピッチに入った直後の俣野亜以己選手が同点ゴール。ゴール前で右サイドからの平尾壮選手のクロスに頭で反応した。
 1―1のまま、試合は前後半15分ずつの延長戦に突入。互いに追加点がないまま試合が終わりかけた延長後半、アディショナルタイムでレイラックが逆転弾を決めた。カウンターで松本翔選手と川森有真選手が敵陣からボールを運び、最後は平尾選手が右足を振り抜いた。 直後にホイッスルが鳴り、スタンドにいた観客も立ち上がって歓声を送った。
 元日本代表で沼津の中山雅史監督は「攻守に甘さが出た。レイラックは粘り強く自分たちのやりたいことを徹底してくるチームだった」と話した。

 天皇杯2回戦は6月7日、J1のアルビレックス新潟(新潟県)とデンカビッグスワンスタジアム(新潟)で対戦する。
同点ゴールを決めた俣野選手は「J1のチームと対戦できる機会を大事にして、臆することなく立ち向かっていきたい」と意気込んでいる。

 4月にオープンした平和堂HATOスタジアムでは、初めてのプロスポーツ試合となった。寺峰輝監督は「彦根城が見えるロケーションで、音も反響も良いと選手たちも喜んでいる」と語った。

<中日新聞より>

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