滋賀県東近江市で栽培されている「近江黒ダイヤ」と名付けられた黒枝豆の出荷が本格化している。
古くから大豆の栽培が盛んだった滋賀県東部の東近江市では、2014年から「たんくろう」という品種の黒枝豆の栽培が始まり、今では9軒の農家が「近江黒ダイヤ」と名付けて出荷している。
今年も今月(7月)7日から出荷が始まり、16日は、東近江市の隣の近江八幡市にあるJAの選別場に700kg余りが持ち込まれた。
「近江黒ダイヤ」は、甘さがあって香りが良く、粒が大きいのが特徴だということで、選別場では、機械できれいに洗った後と、作業員が虫に食われたサヤや粒が少ないサヤなどを取り除いていた。
JAによると、去年は、雨が少なく不作傾向だったということだが、今年は大きな天候の影響はなく、上々の出来だという。 JAグリーン近江の藤田剛さんは、「お湯で湯がいても電子レンジで温めても美味しいです。是非食べてみて下さい」と話していた。
「近江黒ダイヤ」の出荷は、来月(8月)下旬まで続き、滋賀県内の一部のスーパーや京都市内の市場に出荷されるという。
黒枝豆(たくろう=近江黒アイヤ) https://shigaquo.jp/foods/4875.html
<記事・写真: NHK大津より>