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滋賀県深刻 全国学力テスト小学「国語・最下位」、文章構成を重点に対策会議

 8月末発表の全国学力・学習状況調査(学力テスト)の結果で滋賀県内の成績が低迷したのを受け、滋賀県教委は10日、滋賀県内の各市町教委に今後の授業の対策を説明する会議を、オンラインで開いた。

 新型コロナウイルスの影響で中止された昨年を除き、滋賀県内の公立学校では7年連続で、全教科の平均正答率が全国を下回った。小学校の国語では、都道府県別で奈良県とともに最下位だった。

 会議では、滋賀県教委幼小中教育課の各教科担当者が実際のテストから、全国の平均正答率と差が開いた問題を例に挙げ、指導方法などを説明した。
 
 小学校の国語では、主語や述語を正しく使えるように、文章について児童が互いにアドバイスする活動を取り入れることや、作文などを通して継続的に文章構成を教えることなどを提案した。
滋賀県教委の説明を踏まえ、各市町教委が授業内容の向上策を検討し、共有する会議を30日に開く予定。

 福永忠克県教育長は「課題の改善に向けた具体的な取り組みを、迅速に進めたい。市町で分析、検討を進めてほしい」と呼び掛けた。
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