滋賀県湖南市と市民有志でつくる「東寺献上ごぼうプロジェクト」が、湖南市「東寺(ひがしでら)の特産ゴボウ」を素材にした新商品の「ゴボウ茶とクッキー」を完成させた。11月21日に、湖市内の長寿寺境内で販売会と試飲会を開いた。

↑写真:中日新聞より
湖南市のこの地区ではかつてゴボウの生産が盛んで、昭和天皇ご即位の際に献上もされたが、近年は作り手が減り、自家消費にとどまっていた。湖南市の健康寿命延伸プロジェクトの一環で、新たな加工商品にして売りだそうと、今秋に25kgを収穫。御利益を授かるため、長寿寺で祈祷(きとう)を受けた。
新商品の「献上ごぼう茶」(一箱8袋入り1000円)は、ゴボウを天日干しして焙煎(ばいせん)し、飲みやすい味に仕上げた。クッキーの「献上ごぼうまる」(12個入り800円)は、焙煎したゴボウ粉末とチーズを混ぜ合わせた生地に、ゴマを加えて香ばしく焼き上げている。
プロジェクトは、ゴボウの生産量を増やし、今後の活動を軌道に乗せるため30万円を募るクラウドファンディング(CF)を11月20日から、来年1月18日まで実施し、新商品を返礼にする。
来年春ごろに市内の直売所などで本格的に売り出し、地域活性化につなげたいという。
CFの「キャンプファイヤー 東寺献上ごぼう」は以下のサイトである。
<中日新聞より>