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【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第50回) ANA全日空北米線はワシントン便などから始まった

 国際線後発組のANA全日空は1986年(昭和61年)3月3日より国際線定期便の運航を開始した。
 最初の路線はロッキード L-1011 トライスターの運航による成田 - グアム線だった。同年にアメリカ本土への路線として成田 - ロサンゼルス線と成田 - ワシントンDC線をボーイング747-200B型機で就航させた.。

 ANAは当初はアメリカの東海岸への直行便を飛ばせず、ANAでニューヨークに行くにはワシントンDC経由で行くしかなかった。正直不便だった。
しかし、ANAは1986年国際線ニューカマーだったがCAは初々しく、高品質のおもてなしサービスで外人にも評判となっていた。
 私もそれから少し後年、ニューヨークが出張目的先だったがワシントン便のビジネスクラスを利用したことがある。
サービスは期待通りで、CAは着席した搭乗者の目線を同じくするため膝を折って対応していた。CAのアナウンスの英語はまだ下手だったがそれでも一生懸命が伝わる初々しいサービスぶりだったことを思い出す。

当時、世界の航空会社のビジネスクラスではシンガポール航空や英国航空と共にANAが高評価されていたようだ。但し、その頃、JALと比べANAは多くの航空路線を持っておらずビジネス利用にはまだ不都合な国際線後発航空会社であった。

その後、JALの経営破綻により立場が逆転し、以降、ANAがトップを走っている。

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