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”スローライフ滋賀” 

滋賀を代表する伝統野菜「日野菜」 今が収穫期

 500年以上前に、現在の滋賀県日野町鎌掛で見出されたとされる、近江の伝統野菜「日野菜」が収穫時期を迎え、10月11日、三日月大造滋賀県知事が「原産日野菜生産工場」や「JAグリーン近江日野農産物加工施設」(同)などを視察した。今回、収穫した日野菜は9月1日に植えられ、全長約60cm(葉を含む)に成長していた。



では、「日野菜」はどういうものか紹介しょう。
姿も味も風雅な滋賀を代表する野菜。独特の辛味と苦みで、てんぷらや洋風料理にも使える。



 「日野菜」は「かぶ」の仲間で、滋賀を代表する伝統野菜である。歴史も古く、約500年前、時の領主蒲生貞秀が日野町鎌掛(かいがけ)で発見したと伝わっている。
 太さが100円玉程度のほっそりした姿で、根の上部が赤紫色、下が白と色分けされており、茎や葉脈も鮮やかな赤紫色をしている。

 昔から甘酢漬けやぬか漬けなどの漬物として利用され、漬けたときに淡いピンクの色を出すことから「桜漬け」と呼ばれて親しまれてきた。
 辛味と苦みをほど良く含んだ味わいが特徴的で、漬物以外でも、生でサラダとして、また、てんぷらや温野菜にすると独特の辛味・甘味も残しつつ風味もまろやかになり、上品な味に仕上がる。
 最近では赤紫と白のコントラストがおめでたいとされ、その姿の美しさを活かし、1本を丸ごと使った祝賀料理としても用いられるようになってきた。ドレッシングなども販売されている。

主な生産地: 滋賀県蒲生郡日野町
収穫時期: 10月~1月
購入場所: 滋賀県内各地の道の駅や直売所など。
日野町栽培の日野菜は町内のJAや直売所で。
加工品は県内の食料品店や量販店などで販売。

日野町の日野菜に関する問い合わせ: JAグリーン近江日野東支店(電話:0748-52-2212)

<滋賀報知新聞参照>
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