聖徳太子薨去(こうきょ)1400年を記念し、太子にゆかりある東近江地域の社寺48カ所を題材にした「かるた」が、この秋に販売予定されている。
それに先駆け、かるたのイラストを手がけた日本画家・垣見真由美さん(東近江市青葉町)のかるたの原画48点を展示した企画展が、東近江大凧会館で開かれている。
展示は8月27日(日)まで。期間中の休館日は、水曜日と22日。入館料は300円、小中学生150円。

↑写真:滋賀報知新聞より
このかるたは、東近江地域の4つの市町(東近江市、近江八幡市、日野町、竜王町)と社寺らで組織される聖徳太子1400年悠久の近江魅力再発見委員会が、太子のゆかりある社寺を子どもたちにも親しんでもらおうと、48カ所の社寺を48音のいろはかるた風に制作したもの。
イラストは、東近江の芸術を愛する会など、東近江市を拠点に絵画の研さんに励む垣見さんが手がけた。
垣見さんはこれまでに、市街マップの制作の中で太子ゆかりある寺社をオリジナルのイラストで紹介した経験があり、昨年は太子の1400年を記念した同館の企画展でイラストを展示し、大きな反響を呼んだ。
制作にあたって垣見さんは各寺社をめぐり、約1年間かけて48点の絵を描いた。あらかじめ作られていた読み札のエピソードを読み解きながら、社寺をはじめ、現地で出会った植物や昆虫、風景など肌で感じたことを表現した。今回のかるたにも、親しみやすい垣見さん独自の絵法「遊彩画」で描かれており、軟らかいタッチと鮮やかな色彩で表現された太子をはじめとした愛くるしいキャラクターたちが、歴史ある社寺とともに登場している。
制作にあたって垣見さんは各寺社をめぐり、約1年間かけて48点の絵を描いた。あらかじめ作られていた読み札のエピソードを読み解きながら、社寺をはじめ、現地で出会った植物や昆虫、風景など肌で感じたことを表現した。今回のかるたにも、親しみやすい垣見さん独自の絵法「遊彩画」で描かれており、軟らかいタッチと鮮やかな色彩で表現された太子をはじめとした愛くるしいキャラクターたちが、歴史ある社寺とともに登場している。
垣見さんは「制作の中で様々な発見があり、子どもたちが楽しんでもらえる生き物や草花たちをたくさん描いた。社寺を訪れて出会う楽しみを知ってもらえれば」と話している。
問い合わせ: 東近江大凧会館
東近江市八日市東本町3−5
TEL 0748―23―0081
<滋賀報知新聞より>