歴史文化遺産を題材にした観光を推進する「鈴鹿山麓混成博物館」は、昨年度発表した聖徳太子や万葉集をテーマにした創作メニューをまとめたリーフレット「風土(フード)を味わう2020vol・2聖徳太子と万葉浪漫」を刊行した。
昨年度同館は、来年薨去(こうきょ)1400年を迎える聖徳太子や万葉集の歴史文化が色濃く残る東近江地域の魅力を「食」から発信しようと、NPO法人歴史資源開発機構のヘリテージマイスターの大沼芳幸さん監修のもと、3つのエリアで創作メニューを考案した。
■愛東エリア
▽太子とつながりが深かった渡来人との交流・融和をイメージした「聖徳太子近江韓流膳」: ファームキッチン野菜花
■湖東エリア
▽太子芋など太子伝承の食材を使った「聖徳太子の里御膳」: こもれ日小田苅家
■五個荘エリア
▽万葉集の歌に登場する食材を使用した「近江万葉浪漫の膳」:納屋孫
の3料理を発表し、県内外から注目を集めた。
リーフレットでは、3つの創作メニューが写真とともに細かく解説されているほか、太子にまつわる名所や食材、万葉集の歌などの説明も添えられている。
リーフレットでは、3つの創作メニューが写真とともに細かく解説されているほか、太子にまつわる名所や食材、万葉集の歌などの説明も添えられている。
リーフレットは滋賀県多賀町役場やあけぼのパーク多賀などに配置されている。
問い合わせ: 鈴鹿山麓混成博物館(TEL 0749―48―2077)
<滋賀報知新聞より>