地域密着型のチームづくりをめざす社会人女子野球チーム「東近江バイオレッツ」が1日、東近江市の小学校で野球教室を開いた。 この野球教室は、子どもたちに夢を持つことの大切さをスポーツを通じて学んでもらおうと、東近江市が企画した。 11月1日は、市立能登川西小学校に東近江市内を拠点に活動する女子硬式野球チーム、「東近江バイオレッツ」の選手4人が訪れ、小学4年生の27人にボールの投げ方や打ち方を指導した。 3年前に結成された「東近江バイオレッツ」は、ことし8月の全国大会で3位となるなど力をつけていて、指導を受けた女子児童は「野球はやったことがなかったけれど、とても楽しかったです。ボールを投げるのが少し上手になりました」と話していた。 東近江市は、全日本女子野球連盟が野球を通じて地域の活性化を目指す自治体を認定する「女子野球タウン」に、ことし6月に関西では初めて選ばれている。 「東近江バイオレッツ」の中嶋優菜選手は「子どもたちが楽しそうに参加してくれてよかったです。こういった地域の取り組みを大切にして、女子野球の普及につながればうれしいです」と話していた。
<NHK大津より>