”スローライフ滋賀” 

明治の木造建築 旧制滋賀県第二尋常中学校(現・膳所高校)の校舎・近江酒造の蔵

 旧八風街道の東近江市八日市清水二丁目、丸八建設敷地内に築120年以上の明治の木造建築があった。


↑旧制滋賀県第二尋常中学校(現・膳所高校)の校舎

 この建物の前身は、明治32年(1899年)に「旧制滋賀県第二尋常中学校(現・滋賀県立膳所高校)(大津市)の校舎」として建設され、昭和31年(1956年)頃、現在地に近江酒造の酒蔵として移築、最後は建設会社の倉庫として使われた。

参考:旧制滋賀県第一尋常中学校(現・滋賀県立彦根東高校)(彦根市)

 仕事で丸八建設とつながりがあった滋賀県甲良町の西川清貴氏が整理を頼まれ、「こんな立派な建物を放置しておくのは勿体ない。市民のみなさんに見て貰いたい」と一目ぼれし、妻の趣味を生かした「学校)」「レンタルギャラリー&カフェ エコール(フランス語で学校)」に生まれ変わり再生させた。
 改装は全て自前。1階の床には、倉庫で眠っていた足場の板を張り、酒づくりで使った分厚い木製部材は机の天板などに、2階の麹を造った部屋も展示室として生かした。

「レンタルギャラリー&カフェ エコール」
東近江市八日市清水2丁目11−8 丸八建設敷地内
開館時間: 10:00~17:00。月・火曜休館。
電話: 090―5019―9045

<滋賀報知新聞より>
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