東近江市八日市金屋1丁目にある「野々宮神社」に、無病息災や疫病退散を祈る「茅の輪(ちのわ)」が6月20日(日)、設置された。茅の輪は6月30日まで設置されている。

↑写真:滋賀報知新聞より
「茅の輪」は、腰に小さな茅の輪をつけて夏の疫病から逃れたという古来の伝記にもとづく民俗行事で、同神社でも責任役員や氏子総代らの手によって16年前からつくられている。
この日も総代ら16人が集まり、東近江市黄和田町(旧永源寺町)で刈り取ったススキを円形の筒に巻きつけ、直径2.7mの茅の輪を完成させた。神事のあと、輪の中を8の字に3回くぐり無病息災を祈った。
中島伸男宮司は「疫病退散の祈りが込められた日本で古くから伝わる風習。疫病という同じ困難を乗り越えてきた先人たちの思いを胸に祈っていただければ」と話す。
中島伸男宮司は「疫病退散の祈りが込められた日本で古くから伝わる風習。疫病という同じ困難を乗り越えてきた先人たちの思いを胸に祈っていただければ」と話す。
<滋賀報知新聞より>