米国会員制量販店を展開する「コストコホールセールジャパン」(本社・千葉県木更津市)は今年8月、滋賀県内初となる「コストコ東近江倉庫店」を出店する。
コストコを起爆剤にした地域活性化が図れるか注目が集まっている。

↑写真:滋賀報知新聞より(建設工事中のコストコ東近江倉庫店)
「コストコ東近江倉庫店」は、名神高速道路八日市インターチェンジに近い東近江市中小路町の約6万1900㎡の敷地に、平屋建ての店舗(約1万㎡)を構えるもの。駐車場は750台を収容する。
出店の背景には、既存の京都八幡倉庫店と岐阜羽島倉庫店に挟まれた未出店県であり、名神高速道路八日市インターチェンジからの交通アクセスの良さにある。
来店客数は平日4000人~週末9000人を見込んでおり、雇用は地元採用を積極的に進めたいとしている。
渋滞対策では、アクセスの集中が予想される県道湖東八日市線に右折・左折レーンを2カ所設けるなどして対応。混雑が予想される場合は、交通整備員による誘導を行う。また、住宅地のある市道中小路川原線は業務用車両のみの通行とし、拡幅したうえで歩道を設置する。
地域活性化については、コストコの来店客を目当てに様々な商業施設が出店する傾向にあるといい、「遠方から多くの客が来ることでビジネスが発展する」(ケン・テリオ社長)と太鼓判を押している。
<滋賀報知新聞より>