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WAS(全米50州交信賞)完成 遂に最後の「デラウエア州」 N8NA局と交信に成功!(1/18)

 1月18日朝、遂に最後まで残っていた「デラウエア州」の「N8NA」局と10Mhzのデジタルモード(FT8)で交信に成功し、WAS(全米50州交信賞)が完成した。



 デラウエア州は通常「3」エリアなので普段から「3」の付くPrefixを気にしていた。
 この日の朝、10Mhzではバーモント州やコネチカット州など東海岸が入感していた。しかし、今回の「N8NA」局は「」なのでミシガン州くらいかなと思ったが検索してみると「デラウエア州」ではないか!!!
 早速コールし3回ほどのコールで応答があった。信号強度は余り強くなかったので尻切れにならぬよう念じた。相手局から無事「RR73」が返り交信は成功である。交信は極く短時間であるが長く感じた。

↑N8NA局(デラウエア州)

 あれほど探し苦しんでいた50州目の「デラウエア州」とのあっけない交信だった。いつもはデラウエア州、メイン州、バーモント州、コネチカット州などが見つかるとパイルアップになるのだが「N8NA局」が他局はデラウエア州であることに気がついていなかったのだろう、パイルアップにならなかった。ラッキーな交信だったと思う。
 「デラウエア州」との交信は、過去、NY3C、AA1K、AA3R、NU3A、N3TTTの5局とのチャンスがあったが交信できなかった。「N8NA」との交信は6局目で実現したのだった。

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 ARRLの「WAS(全米交信賞)」完成は意識して1年間を要した。また、49州目が「メイン州」だったが最後の50州目の「デラウエア州」まで半年近くかかった。
 アメリカ大陸は広い。西海岸と東海岸とでは電波伝搬が異なる。日本から北米東海岸やカリブ海方面は電波伝搬の上からも交信しにくい地域である。
 また、大きな州などと比べて小州であるデラウエア州やメイン州などはハム自体の局数も少ないことからアメリカの50州との交信と言っても結構難しい。
 日本にもARRLの「WAS」に準じた、JARL(日本アマチュア無線連盟)が発行する47都道府県との交信する、「WAJA」がある。
 日本国自体が小国で、海外から見た場合、都道府県が密集しており、かつ、ハムの局数はアメリカと同程度であるため比較的交信が容易である。

デラウェア州(英: State of Delaware)


 デラウェアと聞くと、ぶどうを思い浮かべる人も多いかもしれないが、これはアメリカ中西部のオハイオ州デラウェア市で発見されたため「デラウェア」と名付けられており、残念ながらデラウェア州とは関係がない。

 アメリカ合衆国大西洋岸中部に位置する州。デルマーバ半島の北東部を占め、南と西はメリーランド州に、北東はニュージャージー州に、北はペンシルベニア州に接している。
 アメリカ合衆国憲法を1787年12月7日に批准したが、建国に関わった13植民地のうちで最初に批准した州であることから「First State」としても知られている。
 陸地面積は5,068kmでロードアイランド州に次いで2番目に小さく(日本の都道府県と比較しても47都道府県中28位の千葉県と同程度)、人口では全米50州中45位(6番目に少ない)であるが人口密度ではメリーランド州に次いで6位である。

 1900年代初頭から独自の会社法と裁判制度により、法人の設立に最適な州として知られ、アメリカ上場企業の50%、フォーチュン500企業の64%、会社数で100万社に及ぶ企業が設立準拠地ないし本社を置く。州内は北からニューキャッスル郡、ケント郡、サセックス郡に分割されており、3という郡の数は50州の中で最も少ない。南2郡は昔から農業が盛んであり、デュポンのお膝元でもあるニューキャッスル郡は工業化が進んでいる。

因みに、デラウエア州はバイデン大統領の地元である。

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Wake up from the public brainwashing!
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