日本列島は1月24日から、「10年に一度」とされるこの冬一番の非常に強い寒波に見舞われた。東近江市でも一夜明けた1月25日、大雪の影響が東近江市内各地でみられた。

↑写真:滋賀報知新聞より(大雪のため始発から全線で運転見合わせとなった近江鉄道(八日市駅)=25日午後1時40分頃)
除雪関係では、
東近江市から依頼を受けた土木や建設の42業者が出動し、道路交通を確保した。更に市職員は倒木が道路をふさいでいないかパトロールしたり、路面凍結して滑りやすい坂道や鉄道踏切などに融雪剤を散布した。
国道421号では24日夜、滋賀県側から三重県側に向かっていた大型トレーラーが、石榑トンネル手前の東近江市杠葉尾町、不老橋付近で立ち往生し、両県側で通行止めが行われた。積雪によるスリップとみられる。
立ち往生した車両の移動は積雪などのため厳しく、26日午前9時時点になっても解消に向けた作業が続けられた。
教育関係では、
東近江市内の市立幼稚園5園が休園、市立小中学校31校は一斉休校となった。県立高校では、八日市高校と能登川高校が臨時休校、八日市南高校は1、2限のみのロングホームルームを行い、終業時間を前倒しした。
公共交通では、
コミュニティバス「ちょこっとバス」の「愛東線北回り」で、八日市―愛東支所・診療所での折り返し運行に変更、そのほかの路線は通常通り運行した。近江鉄道とJRは始発から運転を見合わせた。

↑写真:滋賀報知新聞より(大雪に見舞われた市内道路(清水3丁目交差点)=25日午前9時頃)
<滋賀報知新聞より>