”スローライフ滋賀” 

【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第48回)昔 トランジットを上手に利用できた旅

 運賃が高い国際線の普通運賃(ノーマル)のオープンチケットは基本的に発券後1年間は何回でもフライトの変更が自由である。
 40-50年昔、国際便の乗り継ぎの便で、経由地(乗り継ぎ地)で即トランジットできないフライトの場合乗り継ぐ(トランジット)次の航空会社が、次の便までの間のホテル代金を負担してくれていた。
現在はフライトの便数、対地が多くトランジットが1日以上かかる対地は少なくなっていると思うが島国や小さな国は現在でもそうはいかない。

 当時の一例としてセイシェル島でのトランジットでナイロビ行の便が3日後だったのでセイシェル島に滞在となったがホテル代は乗り継ぎの後続航空会社持ちで本人負担なしだった。
 この制度を利用してうまく乗り継ぎすれば、タダで経由地を楽しめたのである。時間がある人は敢えて直行せず、乗り継ぎして旅をする楽しみ方もあったのだ。

 航空会社やトラブルエージェントが使う航空便時刻表のABCブックがあったがそれがあると便利だ。私もエージェントの人に月遅れのABCブックを貰ったことがある。今のようにインターネットがなかったのでこれがあると世界の全ての航空会社の時刻と対地が分かり便利だった。
 私はビジネス利用が主であり、直行便を優先し、そもそもそんな旅程を組まないので経験はないが、特に時間がある自由人や学生などはこの制度を上手に使って旅をしていた。
 現在は航空会社にこんな制度が今も残っているかどうか私は知らない。

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