滋賀県愛荘町は、近江鉄道の鉄道か路線バスで通学する学生らを対象に、定期券の2割を補助する通学定期券購入補助金制度を実施する。4月9日から申請を受け付ける。
対象は愛荘町内に住所がある人で、中学、高校、大学、高専、専門学校の生徒、学生。
本年度の4月1日〜3月31日までの定期券の購入の際に、1人1回利用できる。
近江鉄道の鉄道かバスいずれか利用の場合は上限1万円、両方の場合は上限2万円として購入額の2割を町が負担する。
学生世帯の経済的負担の軽減と地域の公共交通機関の利用促進が目的。
愛荘町によると、2019年度の近江鉄道利用者は鉄道が約200人、バスが約20人だった。担当者は「1人でも多くの人に乗ってもらいたい」としている。
問い合わせ: 愛荘町みらい創生課=0749(29)9046
尚、東近江市も先に同様に、近江鉄道運行の鉄道か路線バスで通学する学生のいる世帯を対象に、利用する定期券に応じて地域商品券「三方よし商品券」を交付し、近江鉄道の定期券購入を支援を発表している。
<中日新聞より>