光秀家紋「水色桔梗」信楽焼でピンバッジ

滋賀県ゆかりの戦国武将・明智光秀の家紋とされる「水色桔梗」のピンバッジを、社会福祉法人信楽くるみ作業所（甲賀市）が信楽焼で作成され4月1日から販売する。



　直径約2.5cmで、一つ一つ手作業のため、色が微妙に異なる。バッジの台紙では、光秀と坂本城や西教寺、多賀町佐目との関わりを紹介している。

　光秀が主役のＮＨＫ大河ドラマ「麒麟（きりん）がくる」にちなんだ観光キャンペーンを展開する滋賀県が、作成を打診。
釉薬（ゆうやく）の調合割合を変えるなどサンプルを20個以上作り、1ヶ月かけて完成させた。作業所の通所者は、粘土の型抜きや仕上げなどをしている。
　信楽焼を扱うドラマ「スカーレット」がＮＨＫで放送中でもあり、作業所の職業指導員福泉隆明さんは「『スカーレット』の信楽焼を使って、『麒麟がくる』を応援したい」と話した。

「水色桔梗」のピンバッジ
販売所：　信楽くるみ作業所、滋賀県立陶芸の森、信楽駅（以上甲賀市）、県庁内売店、西教寺（以上大津市）などで販売。
価格：　1個400円
問い合わせ：　信楽くるみ作業所　TEL 0748-80-2296

＜中日新聞より＞