伝説の太子芋 たいしいも(東近江市清水中町)横溝納豆 よこみぞなっとう(東近江市横溝町)

↑写真:滋賀報知新聞より
伝説によれば、ここに立ち寄られた聖徳太子に、芋を煮て差し上げたところ、大変に喜んでお食べになった。それ以来、ここで採れる芋を「太子芋」と呼んでいたが、やがて省略されて「たいも(田芋)」と呼ばれるようになった。
また、ここで休息された太子の馬に飼葉として大豆を煮て食べさせたが余ってしまった。太子は余った大豆を藁(わら)にくるんで置くように教えた。数日後、太子がここを通ると、大豆は発酵して納豆になっていた。以来、「横溝納豆」として名産となった。
<滋賀報知新聞より>