湖東信用金庫(本店・東近江市青葉町)は3月15日、東近江地域に多くの伝承がある聖徳太子の薨去(こうきょ)1400年を記念する事業にあわせて、幼少期の聖徳太子を描いた絵画を、太子ゆかりの「太郎坊宮」(東近江市小脇町)に奉納した。

↑写真:滋賀報知新聞より
聖徳太子が2歳の春、東方を向いて合唱し、「南無仏」と唱えたという説話上の姿を描いた作品で、サイズは額縁を含めて縦189cm、横141cm。赤い袴をはき、上半身は半裸、胸の前で合唱する姿は神々しい。
太郎坊宮参集殿2階に飾られる。
矢島之貴湖東信金理事長は「多くの参拝者に見てもらい、太子の伝承を知って貰いたい」と話し、奥田素之宮司は「ご縁を知ってもらえる絵画を奉納いただいた。大切に守って伝えていきたい」と、感謝の言葉を語っていた。

↑写真:太郎坊宮HPより
太郎坊宮は、聖徳太子が瓦屋禅寺で瓦をつくる際、霊山に神威を感じて同神社を建立したのが始まりとされる。
太郎坊宮
東近江市小脇町2247
<滋賀報知新聞より>