修造愛

いくら９時に起きれば仕事に間に合うからって、５時に寝るのは良くないと思ってるんだけどやめられません。でも４時間寝られるし。


この時期、つい見てしまうオリンピック。
オリンピックを見るならテレ朝です。なぜならメインキャスターが松岡修造だから。
はしゃぎすぎて暴走し、「ハウス！」と命じられる大型犬（でも言う事は聞かない）。それが私の修造イメージです。


彼に違和感を感じたのは何年も前、新聞の一面に掲載された写真を見たときでした。
海外の国際大会で自分の試合は終わり、日本女子選手（伊達公子だったかな？）の応援に観客席に現れた修造。それはそれはものすごい形相で、真剣に応援していました。たった一人で自分の体よりも大きい、応援団が振るような大きな旗を立ち上がって振りながら。……ものすごく悪目立ちしながら。

それでも同じ日本人選手を自分なりに応援しようと気合を込める修造。写真なのに修造の汗がこちらに飛び散ってきそうな迫力がありました。
それ以前は世界的に有名なテニスプレイヤーでしかなかった修造は、その時私の中で「愛すべきバカ」になりました。


あの熱さがうっとうしいという人も多いでしょう。修造とともに、修造に負けじと熱く応援している人もいるでしょう。
でも私にとって修造は見て楽しむものです。あの真面目で誠実な空気の読めないバカを。


惜しむらくは今回のオリンピック、いまいちどの競技も成績が思わしくなく、それと同調して修造のテンションも全開にはなっていないように感じます。
女子フィギュアが盛り上がってくれればいつもの彼を見ることが出来るのでしょうか。



そして私はなぜこんなに熱く修造を語っているのでしょうか。
お笑いネタにするつもりが、歪んだ修造愛を露呈するはめに。