新春競馬

当たり前と言えば当たり前なのですが、今年最後の有馬記念が終わった途端、来年の情報の売り込みが各社より届きエンドレスな思いでいます。

裏を返せば、毎週特別な情報を提供すると言う事になり、いつ参加しても同じだとも言えるのではないでしょうか。

競馬情報会社にとっては何か理由づけをしなければ販売できないので、手を変え品を変えての売り込み合戦が手に取るように思えます。

消費者としては、それに踊らされていては何時までたっても情報会社の優良顧客となり、泣くのはそれを買った消費者ばかりだと言えます。

考えてみれば目に見えない品物、つまり情報と言う商品を販売しているので、原価はゼロに等しいと考えるとボロい商売だと言えるでしょう。

その情報が的中すれば当社の実力だと言い、不的中であればまれにこのようなこともありますと言い逃れを行えるもので、何とでも理由をつける事のできる商品だと思います。

このように考えれば、1鞍に数万円単位の情報料金は高いと言えますし、プライスも相手の思うがままであるとも言えるのではないでしょうか。

商品の良し悪しは蓋を開けてみなければ判りませんから始末が悪いとも言えます。

容あるものであれば、買う前に値踏みすることができますが、何もないものに対しては相手を信用するしかありませんから、冷静な判断が求められます。

結論を言えば、競馬情報には手を出さない事が一番の安全策となってしまいますが、そうはいかないのが人間の心理ですから、最悪のケースを考慮して痛みの軽い金額で抑える事が重要ではないかと考えます。

これは投資金額においても同じことが言えると思います。

競馬はもうこりごりだと言う事にならないように、楽しみの持てる競馬であってほしいものです。