競馬情報会社のダイレクトメール

先週までは競馬情報会社のダイレクトメールが1週間で5～6通届いていたが、今週は1通のみと少ないものだった。

競馬情報会社も、このダイレクトメールを1通出すのにかなりの経費がかかり、送っても効果がないと判断したのかも知れない。

聞く所によると、A4サイズの封筒に紹介パンフを5枚程度フルカラーで送ると、1通につき300円～500円程度必要になると言う事を聞いた事があるが、仮に1000通送ったとして50万円も経費がかかる事になる。

これほどの費用がかかる訳だから、無料情報を聞きませんかと言って登録手数料名義で1000円～3000円必要ですと言う事も、このように考えれば納得できる。

ダイレクトメールなどの経費は顧客に持たせ、的中するしないに拘わらず無料情報を提供し、その後有料情報を買ってもらうと言う流れで、競馬情報会社の利益を確保しているのではないだろうか。

一度支払ったお金は、どのような理由があろうとも絶対に返金する事はなく、いい加減な情報提供を何度か行い顧客を諦めさせると言う手口だと考える。

考えてみればボロイ商売だと思うし、目に見えない情報と言う物を巧みに利用して行うある意味詐欺的な商売だと言える。

顧客には、本当にインサイダー情報なのか、自分たちで勝手に買い目を決めただけの情報なのか解る筈もなく、どんな情報でもこれは有力は情報元からのものだと言えば事は済む話であるから、悪徳情報会社も濡れ手に泡とばかりに増える一方ではないかと思う。

勝手に情報会社の利益計算を行うと、1情報3万円すると仮定してこれを1000人の顧客に販売できたとすれば、3000万円の売り上げとなり純益を5割と単純計算すると1500万円の利益となり、これが4週あれば6000万円の利益が見込める計算となる。

これが1年続けば恐ろしい金額となり、誰だって辞められないと思うのではないだろうか？

やらず競馬