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不況だからこそ競馬

2010-05-28 | 競馬情報日記
現在、日本のみならず世界中を「不況」の風が吹き荒れております。

大手企業破綻のニュースにも、それほど驚かなくなっております。

何が起こっても不思議では無い現実が、皆様の中に根付いているのではないでしょうか。

世界では、航空会社、自動車会社の破綻が相次ぎ、日本にとっても正に他の国のお話ではなくなっております。

これまで日本を支えてきた団塊世代が定年を迎え、労働力が著しく減少している中でも、雇用は拡大されないままであります。

企業も中長期的な経営計画をたてる事が出来ず、目先の経費削減に追われてしまっていると言えます。

もはや、企業の空洞化は、速けられない状況であり、更に高齢化社会に対する不安を大きくしている要素の1つであります。

また、国債も日々膨れ上がっており、国家レベルの破綻がそこまで迫っているとまで囁かれております。

企業からの税収増加が見込めない以上、個人からの税収を増やさなければならない状況であり、賛沢品以外に対する大幅増税、(所得税、ガソリン税等) も現実味を帯びて来ております。

国が破綻する前に、個人(家庭)が破綻してしまう世の中など考えたくありませんが、ご自身ででしっかりとした経済的防衛策をとっておくあ要がある事は確かであります。

現在、日本はデフレ(物価の下落) が進んでおります。

物価が下がる事は、消費者からすれば一見嬉しい事の様に思えます。

デフレは消費が落ち込み、商品の価格を下げないと商品が売れない状況を意味しております。

これまでは、物価が下がれば消費が回復し、元の物価に戻っていました。

物価が上がれば消費が落ち込み、元の物価に下がるという、このサイクルを繰り返し、安定した市場が保たれておりました。

しかし、現在進行しているデフレは、物価が下がっても一向に消費が回復せず、企業は更に値下げを強いられております。

企業が値下さげを敢行する為には、更なる企業努力が必要となって参ります。

しかし、これまでの企業努力で対応できる範囲を超えており、人員削減、賃金削減、賞与削減といった労務者を直撃する方法を取らざるを得ない状況となっております。

しかし、この労務者こそが消費者であり、これでは消費が回復する事はありません。

今、日本は出口が見えないデフレスパイラルに入っており、景気回復の糸口が全く見つからない厳しい状況が続いているのです。

このような事、言われるまでもなく誰でもが感じていることであるが、それだからこそ競馬で経済基盤を立て直すとでも言いたげなコメントのように感じる。

誰もが簡単に競馬で的中すれば、経済的な不安は回避されるのだが、現在の状況は競馬をやればやるほど余計に苦しくなると言う負のスパイラルが働きどうにもならない。

まともで堅実な競馬会社を見つける事の難しさは、競馬を行った方であれば感じていることだろう。

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