父親が脳腫瘍(神経膠腫)になった長男の苦悩と戦い

神経膠腫(しんけいこうしゅ)になった父親の看病日記です

白い巨塔を生で見ました

2006-11-01 20:10:42 | 術後から治療 そして退院まで
と言ってもドラマのではなくて、本当の教授回診を見ました
ドラマは見てないので内容は知らないんですが、教授を中心に10人以上を引き連れて各病室を見てまわっていました。
ちょっとすごいものを見てしまった・・・
見舞いの人は病室から出されて、患者さんのみ!

でも、効果はあるみたいで父も「良くなりましたね」と言ってもらえたと喜んでました
やっぱり肩書きは強いのかな~

担当の先生が回診に来てくださったのでちょっと聞いてみました

「放射線は60回やるんですか?」

先生は

「いえいえ 60グレイあてるんですよ」

父はそれを回数と勘違いしてたみたいです

グレイとは放射線の単位だそうで、1日に2グレイが標準治療らしいので60グレイだと30回。
週5回(祝日は除く)だとすると6週間なので大体1月半となります
昨日の話しと全然違ってホッとしました

放射線治療もちゃんと知らないと勘違いしてしまいますね

順調なら年内には退院できそうです

そういえば、院内実習に来ていて父を担当していた実習生が、今日で最後だそうです。国家試験が来年あるみたいで頑張って欲しいですね
実習の邪魔にならなかったかな~
看護師になるのを辞めないかな~
なんて要らぬ心配をしてしまいました。手のかかる患者(父は)だったので大変だったと思います
もし看護師になれたら優しい看護師になって欲しいものですね