父親が脳腫瘍(神経膠腫)になった長男の苦悩と戦い

神経膠腫(しんけいこうしゅ)になった父親の看病日記です

今日入院しました

2006-10-02 19:12:29 | 発病から手術まで
改めて今日問診と入院という事で朝から病院に行ってきました
9時30分の予約なので8時には家を出ないといけないのに、なかなか父は用意をしてくれません

「早く!」「時間がないから」

とせかすと

父は「そんなに言われても急には動けないんだから」と怒り出しました

みんな朝からいらだってました・・・

なんとか15分遅れで家を出て、9時過ぎには病院に到着しました

無事に問診を終えて(この先生が超有名人で、とっても優しい先生でした)

先生が、「男性の寿命は70年以上だからそこまで頑張りましょうね」

と、まだ10年ぐらいはあります(父は65歳)

先生の考えは寿命まで生きること

それが第一みたいです

病気のない人ならそれ以上生きて当然なんだけど、病人にとってはそれも難しいの

で希望を与えてくれます(まあ 医者としてはあたりまえ?)

この後、入院

部屋が空いてないので、なんと8人部屋!!

こんな部屋があるんですね

ここは全国から患者さんが来ていて、まだ家から行ける距離なのは感謝しないとい

けないですね

昼過ぎに担当となる先生の話を聞くことができたんだけど、

やっぱり症状はかなりひどい状況です

前にも書いたとおり、腫瘍はかなり大きく5~6センチ

腫瘍が中から黒いところ、白いところ、黒いところと3重になっていて

これは腫瘍の成長が早いとみられて、悪性度の高いものが多いそうです

若い人に多くて、発見から亡くなるまでが早いそうです

でも父は65・・・

まだ若のか!!??

形が良性の場合は丸い形をしていて、父のはいびつな形・・・

これも、悪性の場合が多いそうです

どの状況でもいいことはなくて、CT・MRIではこれ以上は分からないそうです

これから腕からカテーテルを入れて血管の具合を調べて、腫瘍を摘出、これを病理解剖して(腫瘍をスライスして顕微鏡で見たり、溶液につけてみたり)調べるそうです

簡単に腫瘍と言うけど、腫瘍にも100種類以上あるらしく、まずはどの腫瘍なのかが分からないと治療のしようがないらしいです

全国的にも有名な病院なので、手術の予定がかなり詰まっているらしく、まだいつできるのか分からない状態です

でも、大きい腫瘍なので早くできるようにしてくれるそうなので一刻も早く手術ができることを祈ってます