9:59 リスタート
往路を少し戻り、「ここから先は公園エリア外」へ。そうそう、ここも思い出した。(画像)
PP ザックを先に置いて、上から柵を越えた。
激下り!
分岐を見落としてさらに下へ行こうとしたときに、後方にいたピッケル君から「こっちですよ」と声をかけられた。ピッケル君が先に行った方が無難だ。先に行ってもらうことにした。
今度はロープも掛けられた急登!
フデリンドウは今シーズン初見だ。
少し先で待っていたピッケル君にあの山々がどこかを聞かれた。「葛城山だと思います。ロープウエーが見えますから。ここも仲間たちと歩いたこと(レポ)があります」
「アレが大平山ですね。まだまだ遠いなぁ」←どちらのセリフだったかな?
小ピークへ
古い案内図。H21年(画像)も撮っていた。
大岩の脇を通過。
N「金山のコル」ですって。P「鞍部ですね。ということはこれから登るわけだ」
これは手強い!
N 今度は「ハシゴ発見」ですって!
そうそうこのハシゴだ。思い出した(画像) びびりながらも慎重に下った。
PP このアングルだとハシゴの高度感が分かるね。ありがとうございます。
私がゆ~っくりこのハシゴを降りて、次の鎖場にびびっている頃、後方からラジオの音が聞こえてきた。持ち主の坊主頭の(多分)若者がさっさと降り、鎖場を登って行った。身のこなしが軽快だった。
ピッケル君は苦労しながら鎖場を登った。
私が必死にこの鎖場を登っているとき、ザックから何かが落ちた。何だ?
ザックのポケットを見ると、飲みかけのペットボトルの紅茶が無いことに気付いた。半分位残っていたが、仕方ない。少し先の安全なところで予備のペットボトルを開けた。
※ 今回は600㎖×3を背負ってきていた。自宅で入れてきたのが緑茶、朝国分寺で買ったのが紅茶、三島駅で買ったのが水。自宅の冷蔵庫に粉ポカリを1ℓ置いてきてしまい、予定が狂ったけどね。
PP この時点でペットボトルはここにあるが
PP ここではもう無い。(^_^;)
登りついた小ピークにはこの表示。う~ん、思わせぶりな
またロープが掛けられた超急登!
PP う~ん、ヘロヘロな様子が分かるね(^_^;)
大岩! ピッケル君は上に登り、「もう富士が雲隠れしました」と伝えていたが、私にその元気はなかった。そういえば、H21年はここでランチにしていた。(画像)
PP ここからのロープ場下りが超緊張!
またハシゴ。今度は先ほどよりも短くて、楽だった。
PP 上のハシゴと違いずっと短いことが分かる
またロープが掛けられた超急登!
結構キツイ!
PP 高度感が分かる
11:46 大平山(おおべらやま)に到着。
いやぁここまで遠く感じた。さすがは奥沼津アルプス、ホント、手強かった~
日守山から先、同方向は先ほどの坊主頭の方以外には会わなかったが、ここには先客が4人グループ+3人グループが居た。恐らく多比口峠方面から来たのだろう。
この箱は撮っただけで中を開けなかったが、H21年のレポを見るとこれは目安箱で中に大学ノートが入っており、私はそのノートに一言書いていた。(画像)
すっかり忘れていたが、覚えていれば中を見たんだがな~
テーブルには上述の4人が居たので、天板だけのベンチ(?)に腰かけてランチタイム。今回は荷物を軽くするためにコッフェル+カモノハシの水ではなく、早朝テルモスに熱湯を入れておいた。それで作った為、若干温くなっていたが、まぁまぁ美味しく食べることが出来た。へばった時は温かいものを食べるのが一番だ。
少し離れて山頂の様子をパチリ。
12:12 リスタート
岩が迫り出した登山道を下る
数分で多比口峠。多比バス停から登ってくるとここが沼津アルプスのスタート地点ということだ。ここから先はH29年1月に歩いている。
N「あれが鷲頭ですね」
沼津アルプスを歩いたのは冬の18切符のシーズンが殆どで、展望が良かった。今回は木が生い茂り、雰囲気が全然違っていた。
何度も通っており、分かっている筈の道だ。先ほどまでの奥沼津アルプスと違い、多少の安心感はあったが、健脚のピッケル君に追いつくのは大変だった。いや、ここでも先を行く彼を待たせることが多かった。
そうそう、この岩階段も覚えているよ!
そうそう、ここはH21年1月にかずさんが活躍したところだ。(画像)
※YAMAPのかずさん(丸森さん)のレポはこちら
12:50 多比峠 鷲頭山まで12分の表示有り。H29年はピッタリ12分で登ったが、今回はどうか。
途中でタチツボの群生を見つけ、撮影したが、出来がイマイチなので載せない。
こんなにきつかったかと思いながらひ~こら登った。
ここでもシャガがキレイだ。※載せていないが、先ほどの大平山付近でも咲いていた。
13:09 鷲頭山山頂へ。
花の写真を撮ったとはいえ、前回が12分だったことを考えるとこんなに遅くなったのかな~
ピッケル君は座っていたが、遅く到着した私が腰かけると迷惑をかける。立ったままパンを食べてエネルギーを補充した。
ここは392mだが、沼津アルプスの最高峰。
最高峰だけあり、冬場は大展望(画像)なのだが、4月の今回はこの通り。仕方ないね。
でも、4月ならではの彩りもあるさ。
順序は前後するが、次々にハイカーが到着し、多くがランチタイムをとっていた。中には幼稚園くらいの女の子とその両親も居た。あの年頃でここに来るとは頑張ったな~
13:19 リスタート。ここも急下り!
男女のハイカーが登ってきた。かなりきつそうだった。
急下りの後、少し登って小鷲頭山(330m)へ。誰も居なかった。
P「ここから富士が見えますよね」N「ええ、冬場はばっちり見えます(画像)」
13:33 リスタート
この先は先ほどの小鷲頭までよりもさらに超~急下り!
ここでも、登ってくるハイカーと出会った。
N「こんなところをさっきの女の子は良く登ってきましたね」P「若いから頑張れるのでしょう」N「いやさっきすれ違った女性ではなく、山頂に居た幼稚園位の女の子のことです ('◇')ゞ」
13:48 中将宮
なぜか右側の戸板が外れており、中を撮影できた。
リスタートして数分、この付近は難しくない道にも関わらず、足が重い。かなりへばっていた。
13:57 志下峠
P「ここからは国道414号が近いですよ。ここから下りますか」
LINEで打ち合わせをしていた際に、大平山からの沼津アルプスを全部歩くのは恐らく無理。途中でエスケープするならここの志下峠が国道まで一番近いらしいと調べてあった。送ったものをピッケル君も見ていた。また、YAMAP地図を見ても、ここから下りるのが一番早そうだ。へばった私を気遣ってくれたのだと思う。
まだ14時、この先の志下坂峠からでも414号に出られるので、そこまで頑張ろうと意見が一致した。
14:08 リスタート
それが正解だった
きらら展望台で海が見えた
14:18 馬込峠通過
奥駿河展望台付近からはこの通り
14:25 緩く登って志下山へ
P「桜と海、イイですね~♪」 N「ここまで頑張って良かったですね」
スマホで
手前の桜をフラッシュ撮影してみた。
ここならではの眺めを堪能でき、満足した。
14:32 リスタート
振り返ると先ほどまで居た鷲頭山がデカい!
14:38 志下坂峠 「急坂 414号 40分」と表記あり。
確かに急坂だが、今回のルートの中ではラクチンだ。
14:57 住宅街へ
PP
ピッケル君は最初に見つけた若い女性にバス停の場所を尋ねたところ、彼女はスマホのグーグルマップを見せて、「あの道を・・・」と教えてくれた。恐らく分かってはいるが、画像を見せた方が伝わりやすいと思ったのだろう。
彼女が示した道を数分進むとあっという間に国道414号へ出て、はまゆう前バス停も直ぐにみつかった。
15:06 先ほどの40分は何を指していたのか。私たちがそんなに早かったはずはないのだが(^_^;)
ここでYAMAPの記録を止めた。
P「次のバスまで十数分ですよ。普段の行いがイイのかな~」
十数分どころか15:09にバスは到着した。
※レポを作りながらその理由は判明した。私たちが見ていた時刻表は東海バス、そしてここで乗ったのは伊豆箱根バスだったということ。
車内に入り、まず気付いたのは自分の汗が臭いこと(^_^;)←これは汗で変換すると出てくる
がらがらの車内で良かった。
それはともかく、速報をアップしたり、選抜は山梨学院が優勝したことや日ハムの試合経過などを見ている間、ピッケル君はずっとスマホをチェックしていた。
沼津駅には15:25頃到着。登山中に一緒にビールが飲める店に行きましょうとリクエストしていた。その時彼は「では沼津駅近くの駅ビルに行きましょう」と答えていたのだが、なんと車内で餃子の美味しい店を調べていた。そして電話で営業しているとことを確認し、そこへ連れて行ってくれるとのこと。予想外の展開だが、大分汗もかいたし、ビールが美味しく飲めるところなら行くしかないのだ♪
バスが着いたのは南口だったが、ガードをくぐり、北口へ。さらに数分歩いてこの店へ着いた(15:47) 富士山餃子 沼津店
この時間に他のお客さんは居なかった。向かい合わせの席ではなく、横並びの席へ座った。
餃子8個とビールで1000円のセット、餃子は数種類から2種類4個ずつを選べるとのこと。あしたか牛入り肉餃子ととりキクラゲ入り餃子をチョイス。ピッケル君は餃子とビールは同時に持ってほしいとリクエストした。数分待ってから店主がビールはキリンかサッポロかを尋ねてきた。てっきり生ビールかと思いきや瓶ビールだったが、勿論サッポロをチョイス。グラスはキンキンに冷えていた。
このアングルで撮るのは久しぶり。
美味しそ~う♪
まずはビールを・・・美味~~~い !(^^)!
なるほど、冷やしたグラスだと味が全然違うね。勿論、餃子は食感が良く、2種類の味を交互に堪能した。今回レポを作る際に調べると行列ができる店とのこと。それも納得だ。会計の際、店主に「美味しかったです」とお礼を伝えた。
久しぶりのビールに結構酔いがまわっていたが、ピッケル君はスタスタと駅へと戻って行く。普段から飲んでいるのであの量だと酔わないとのこと。
16:30頃、一緒に東海道線に乗り、熱海で乗り換え、さらに小田原へ。酔いが残っていたので寝過ごさない様にアラームをセットすることは怠らなかった。小田原でお礼を言って別れた。
今回の山行、餃子&ビールともホントにお世話になりました<m(__)m>
小田原駅のトイレで個室へ。三浦アルプスの時と同様に汗臭いウェアを上下ともに着替えた。逗子駅と同様に便座から腰を浮かすたびに水が流れた。これを数回繰り返すことになった。同じJRとはいえ、これは水道代がもったいないのでは?
トイレを出て、再びradikoでロンブー淳ニュースクラブを聴きながら小田急で町田へ。新宿経由よりも運賃が安いことを調べておいたのだ。町田からは横浜線に乗り換える際には気温が下がり、ウィンドブレーカーを着た。日中はあれほど暑かったのにね。八王子から中央線で国分寺へ。20:20帰宅。帰路はほぼ4時間かかった訳だ。さすがに疲れた。
山ウェアを洗濯機に放り込み、風呂に入り、21時頃ベッドへ。
こちらもご覧ください。
今まで、あまり気づきませんでしたが、のぞむ さんの レポって むっちゃ 詳細で・・・・ 同行させて頂いた者としても記憶&記録になって、役立ちます。
私の場合、帰宅後に酒飲んで、ほとんど記憶に残りませんので、むっちゃ参考になりました m(_ _)m