2日目の朝、ホテルでの朝食を終え、
仕度をしてから、8時40分にチェックアウト。
この日は長野市内の観光はせずに帰るだけ。
その帰りを飯山線観光列車「おいこっと」で行く事にした。
前日の夕方、みどりの窓口で指定券を購入済。
9時15分に長野駅を出発。
これから十日町駅までの2時間38分の旅が始まった。
発車してからすぐに
「まんが日本昔ばなし」などでお馴染みの
常田富士男さんによるナレーションが流れてきた。
味のある語り口調が旅を盛り上げてくれるようだ。
間もなく「おいこっと アテンダント」のおばちゃんが
野沢菜漬とお手拭きを配り始めた。
おっと、おばちゃんは失礼だったかな。
自分より少しだけ上かも知れないし…。
「おいこっと」は快速なので、主要駅には止まります。
その時も常田富士男さんによるナレーションが流れます。
飯山駅で約16分の停車。
改札を出た駅構内で、地酒のふるまいや
笹ずし、パン、菓子、加工品などの販売も楽しめた。
私は「笹ずし」を購入。
後で車内で食べる事にした。
さらに、駅構内にあるコンビニ「NewDays」で
長野駅で買い忘れていたお土産を購入。
発車時間になり車内へ戻り、
再び車窓を眺めながらのんびりと列車の旅を満喫。
千曲川沿いを走るので、
自動車からでは見れない景色を見る事ができる。
しばらくすると、飯山駅から乗り込んできた
中野市のハッピを着た人たちによる演奏が始まった。
地元で活躍する中野市のアマチュアメンバーだそうだ。
それにしても、3連休だというのに
「おいこっと」の乗客数は淋しい限りだ…。
4人掛けボックス席や2人掛け席はそこそこ埋まっていたが
12席あるロングシートには
自分を含めて2人だけ・・・。
個人的には、周りに気を使わなくて
のんびりできて良かったんだけど・・・。
11時2分に「森宮野原駅」に到着。
この駅では10分間の停車だ。
電車を降りて、駅の周りをプチ散策。
田舎にしてはかなり大きい駅舎。
今度、自動車で来たときにも寄って見よう。
11時48分、終点の十日町駅に到着。
アテンダントのおばちゃんと女性車掌さんと記念撮影。
とてものんびりできて、穏やかな列車の旅でした。
さて、これから「ほくほく線」で直江津へ。
湯沢方面からやってきた「イベント列車 ゆめぞら」に乗る。
息子たちと乗って以来だから、15年振りくらいになるかな。
車内は、ガラガラでした・・・。
開業してから約19年・・・。
今となっては、イベント列車も過去の遺物か・・・。
北陸新幹線の影響もあるし・・・。
淋しい限りです。
12時58分に直江津駅に到着。
次の電車まで1時間26分もあったので
直江津駅周辺を散策する事にした。
〈まだ、つづく・・・〉