3月27日(日曜日)。
さて、道の駅「瀬替えの郷せんだ」を出発して
順調に走っているようだが、いかんせんお尻が痛い。
坂道を難無く上りきるはずの「柴犬壱号」でも、
前日の疲れもあり、屋根(私)がへたれのため、
登り坂を歩く羽目に・・・。
渋海トンネルを何とか走り抜けてから
大白倉の上り坂をまた自転車から降りて歩く・・・。
すると道路を横切る獣の姿が・・・。
タヌキさんでした。
あまり自動車の通らない田舎の道路を
ゆったりと歩いている。
そして、私の存在に気づいたタヌキさんは
私の方を警戒しながらゆっくりと茂みの中へ。
そう言えば先週、飯山へドライブへに行く途中
自動車にひき殺されたタヌキを3回も目撃。
暖かくなってきたので、里へ下りてきたのでしょうか。
今回、久しぶりに生きている野生のタヌキさんに出会えて
少しほっとしています。
自動車だとエンジン音や走行音でかき消されてしまう
鳥たちの鳴き声や川のせせらぎも
自転車に乗っていると、とても気持ちよく聴こえてきます。
坂を上りきると旧白倉小学校前の
カスミザクラの大木が出迎えてくれます。
もちろん咲くのはまだまだ先ですが、
見頃になったらまた来てみようかな?
今度は自動車で・・・
自転車から降りて写真を撮っていると
ロードバイクに乗った青年(?)が上ってきたので
挨拶を交わし、青年は一気に下り坂を疾走して行きました。
彼はきっと自転車から降りないで駆け上がってきたんだろうなぁ~。
私と違って・・・。
まぁ、10㎏以下のロードバイクで軽装なら当然か・・・。
レース用のサイクルウエアだったし・・・。
重いリュックを背負い
ユニクロのウインドブレーカーに
サイクル用(?)ロングパンツの
私の様なおじさんには
体に優しいマイペースなサイクリングがちょうどいい。
さて、十日町の小白倉集落から一気に小国方面へ坂道を下ります。
調子に乗ると50㎞/h近く出るので
安全のため少しスピードを抑えつつ風を感じながら疾走
しかし、お尻へのダメージがさらに増長・・・。
少しお尻を浮かせながらダメージを最少限に押さえつつ・・・。
なんとか小国の中心街へやってきました。
お尻の痛さは相変わらず・・・いや、更に増している。
平坦な道でも、お尻を浮かせて立ち漕ぎしたり
前後左右にお尻を動かしながら
傷みが少ないポジションを探す。
もう限界か・・・。
後半は、ほとんど「バッド付きサドルカバー」や
「パッド付インナーパンツ」の購入を考えながら
走っていたような気がします・・・。 〈つづく〉