ミッチーのアウトドア記録簿

北海道の野湯や散策、山菜採りに登山等のブログを気ままに書いております。気軽にコメントして下さいね。

野湯の探索について

2018年07月17日 | 日記
野湯を見付けると入りたくなりますが、全ての野湯が入れる訳ではありません。
例えば、強酸性のお湯だったら肌が溶けてしまいます。
よく危険と言われているのが、鉱山の鉱水です。
鉱山にはいくつもの鉱石等があり、地下水が流れています。
そこに坑口を掘りますと当然地下水は湧出しますが、急激な酸化により危険な水になります。
中には温度が丁度良く温泉になりますが、有害金属を含む物もあります。

今回紹介しますのは簡単に有害金属を調べる方法です。


白老町にあります御料地橋の湯
白老川沿いにひっそりと湧いている硫黄泉です。

白老川は、水量が少なくなるとナメ床が凄くキレイに見えます。

御料地橋の真下に石の間からポコポコ湧いていて硫黄臭漂う乳白色のお湯です。

湯温は25℃程で湧出量はかなり少ないです。

しかし、この御料地橋の湯は地元では危険なので入らない様に。と言われているお湯みたいです。
人伝に聞いた話ですが、なにやら有害金属が含まれているとか……
個人的には川沿いで危険だから近付かない様に。って言ってるだけだと思いますが……
ですので、こちらで有害金属の有無を調べます。
まずはこれです。

水質検査キット、有害金属5種(銅、亜鉛、マンガン、ニッケル、カドミウム)をその場で検査出来ます。
検査結果は見ての通り有害金属は含まれておりません。

次にヒ素検査をします。

因みに昔に買った検知管なので、有効期限は過ぎてます(笑)
ちゃんと調べる際は有効期限が切れてない物を使って下さいね!
また、私が使っているヒ素検知管は古いタイプで、新しいタイプはメモリがついてますので、含まれているヒ素の量が一目でわかるようになってます。

有効期限切れなので判定に困りますが、一応ヒ素も検出されませんでした。

この様に、有害金属が含まれているのかを簡単に調べる事が出来ます。

検査結果、入浴には問題ないですが、もう少し湯量が無いと難しいですね。
対岸にもお湯が湧いてそうな所が何ヵ所かあります。

毛白老川の湯やポンベツ川温泉等、白老にはまだまだ秘湯が有りそうですね♪

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