上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

八ヶ岳(花季到来)

2012年06月26日 | 山2012
【山 名】横岳 2829m 硫黄岳 2760m(長野県)
【日 程】平成24年 6月24日(日)
【同 行】若・多
【天 候】晴れ/曇り
【ルート】自宅3:45==4:45松井田5:00===7:05赤岳山荘P(駐車料金¥1000)7:15----9:25行者小屋9:40----10:30地蔵仏---11:40横岳12:10---12:35横岳山荘---12:55硫黄岳13:10----13:20赤岩の頭---14:10赤岳鉱泉----15:40P
【行 程 L=15.9km +-1540m 行動時間8:20
【地 図】ルート図はこちら
【温 泉】尖石温泉縄文の湯 400円


 野暮用続きで出かけられない日が続きましたが、高山植物が咲き始めた八ヶ岳に行って来ました。ルートは
南沢から登り高山植物が堪能できる横岳ー硫黄岳を三角形に巡るコース。美濃戸口から赤岳山荘までのダート
な林道は荒れており、車高の高い車でなければ難儀をする道でした。
 珍しく週末に晴れの日が続いたせいか、赤岳山荘の駐車場は既に駐車場はほぼ満車状態。路上まで含めれば
100台近く止まっていました。
 美濃戸山荘から行者小屋までの道はなだらかではありますが、思ったよりも長く昨年の大雨で山崩れも起き
たようで沢は荒れており治山工事もされ、迂回ルートが出来ていました。

 


 持参の1997年版エアリアマップ(現山と高原地図)では、美濃戸山荘から行者小屋までのコースタイムは
2時間ですが、コースタイムより多く時間がかかってしまい歳を感じました。行者小屋前のテン場には沢山
のテントが設営されており、年配者ばかりの最近の山ですが高校山岳部のテントが何張りかあり、頼もしく
思いました。


 
 行者小屋前 後ろは赤岳


 行者小屋からは急斜面、稜線まで先の地図上のコースタイムは2時間10分。覚悟を決めて登り始めましたが、
ここは、何と50分で着いてしまいました。古い地図には間違いがあるようです。


 


 稜線に出ると、東側から雲が湧いてきて時折視界が遮られましたが、何とか天気は持ちそう。久しぶりでアルペン
ムードが味わえる稜線に心躍ります。


 


 


 ここから硫黄岳までの間が、八ヶ岳山域でも高山植物の核心部とも言えるところ。様々な高山植物が期待に
違わず出迎えてくれました。


 
 ツクモグサ


  



 
 チョウノスケソウ


 


 
 イワウメ


 
 コメバツガザクラ


 
 クモマナズナ


 
 ミヤマキンバイ


 
 ハクサンイチゲ&オヤマノエンドウ



 
 チシマアマナ

 
 晴れの休日ということもあって、登山者が多くゆっくり写真を撮れませんでしたが気持ちの良い尾根を先に
進みます


 


 すると、横岳山頂は黒山の人だかり


 


 山頂から見下ろすと、見るだけで目眩がしそうな岩峰の小同心を岩登りの人が登って来ました。


 
 小同心 岩登りの人が見える 右下に赤岳鉱泉


 
 大同心 


 横岳から硫黄岳の間の花々も咲き始めておりました


 
 キバナシャクナゲ 下に硫黄岳山荘


 
 硫黄岳山荘



 硫黄岳山荘近くのお花畑、ウルップソウは咲き始めておりましたが、コマクサは未だ花芽。見頃は7月中旬
位になりそうです。


 
 ウルップソウ


 
 コマクサは未だ花芽


 硫黄岳山荘から先は、急斜面をひたすら登りますがケルンを区切りに登ると楽に登れました。


 


 
 爆裂火口


 
 硫黄岳山頂から赤岳方面


 山頂からは、赤岩の頭、赤岳鉱泉経由で下山


 


 
 赤岳鉱泉


 赤岳鉱泉から先の林道の長さにはホトホト疲れましたが、途中道端に咲く路傍の花々に慰められながら
何とか駐車場に戻りました。


 
 シロバナノヘビイチゴ
 

 
 クリンソウ







 平成21年6月上旬に訪れた時には盛りだったホテイラン、今頃はもう終わってしまい、僅かに名残の花が
ありました。

 



 久しぶりの好天山行 
 登り始めて間もなくカモシカにも会え
 楽しい山行となりました
 野暮用増える中、今年は何日出かけられるか
 心配な日々が続いております
 
 そんな訳で ボタンを押して頂けると嬉しいデス



 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿