上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

もしドラ

2010年12月17日 | 
嬉しいことにブログの更新が無いと心配してくれる人がおりました。
 野暮用続きで山に出かけられないので最近読んだ本の報告。

 発売僅か1年で200万部も売れているベストセラー「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
『マネジメント』を読んだら」を読みました。
 内容はタイトルにあるとおり、都立進学高校の野球部女子マネージャーが経営の神様P.F.ドラッカーの
「マネジメント」を教科書に、野球部をマネジメントしたらどうなるかという内容。
 主人公の女子マネジャー川島みなみは、弱小な都立程久保高校野球部を甲子園に連れて行くことを自らの
使命と考え、「マネジメント」を参考に野球部をマネジメントし見事甲子園出場を果たすという感動の物語。

 理科系の私が始めてドラッカーを読んだのは今から9年前の平成13年でした。
 私の所属する職場では、一つのセクションをマネジメントする課長は若くても50歳を過ぎてから。
 そんな職場にナ、ナ、ナーーンと30歳の課長が登場したのです。30人ほどの所で3番目に若い人が
組織のリーダー。

 身長180cm超で東大法学部出の彼が発する言葉は、身長160cmそこそこで二期校出身の自分には
言語明瞭意味不明。私にはとても理解出来ないことばかりでした。
 そんな彼が読んでいた本がドラッカーだったのです。彼は主人公川島みなみ宜しく、これで組織をマネジ
メントしよとしたのかもしれません。はたまた、リーダーの条件を学んでいたのかもしれません。

 それから数年、私もドラッカーを読みあさりました。
 そして我が組織においても,「強みを活かした組織作り」や「使命は何か」「成果は何か」等といったこと
が盛んに言われるようになった気がします。

 ドラッカーの言葉で印象に残っているのは、
「今日の自分は、自分がなりたいと思っていた自分か?」
(少し違うかもしれない?)と言うものでしたが、すっかり忘れておりました。

 その上、
「自分がなすべき使命は何か」
「顧客は誰か」
「組織におけるイノベーション」
 等と言うことも頭から抜け漫然と過ごしております。

 もしかして自分は女子高生以下かもしれないと思う今日この頃です。



 登場人物のイメージを作者の岩崎夏海、自らプロデュースに参画したAKB48のメンバーをモデルにし
ているというのも面白い話です。

 


 
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