よいお年を！

社交ダンスの競技会を観にいきました。
優雅なワルツや情熱的なラテンダンスにドキドキしました。
ペアのダンスって、愛の表現ですね。
時には狂おしく、時には哀しみをたたえ、終には喜びにあふれ…。
美しいペアは、それぞれが中心線をしっかり持って立ちながら、糸でつながりあうように同じ動きを重ねてゆくのです。

ワシントンDCはいま31日の午前２時。日本は大晦日の夕方４時ですね。
アメリカでは、クリスマスを盛大に祝いますが、お正月は大きなイベントではないみたいです。
2005年最後の日もフツーに過ぎていきそうです。
今年も紅白見えなくて寂しいなー。初詣も行きたかったな。
お餅は買いましたよ♪お雑煮、楽しみ。

みなさま、どうぞよいお年をお過ごしください！

DCの日本語フリーペーパー

ニューヨークには日本語のフリーペーパーが何誌もあっていいな～DCにはなくて寂しいな～…と思っていたのら、ワシントンDCでもとうとう創刊されました。
12月16日発行のCAPITALです。
隔週金曜日刊。だるま・ひなた・まるいち・なにわ等の日本食マーケットにおいてあるそうです。
情報提供等は E-mail: hmatsuo@nyc.rr.comまで。

映画『Memoirs of a Geisha（SAYURI）』

話題の映画「Memoirs of a Geisha」（邦題「SAYURI」を鑑賞。面白かったです。
映像が完璧に美しい！
女優さんたちの演技がすばらしい！
受け入れるしかないGeishaとしての運命。その中で儚い夢を見る女たち…大人のファンタジーの世界でした。


物語のはじめは、子供時代のSAYURI・大後寿々花ちゃんのけなげさが際立ちます。
中盤は、　先輩芸者・初桃（コン・リー）の激しい情念が見どころ。白鳥を主役にみたてた黒鳥の物語です。
終盤は、一流の芸者となったSAYURI（チャン・ツィー）の翻弄される人生を描きます。

英語版で台詞のわからないところがあったのでネットで検索してたら、この映画、やはり「日本なのに○○がおかしい・・」という意見もちらほら。ドレスぽい着物も、ちょっとアジアンチックな街のようすや踊りetcも、賛否あるようです。
私は、映画は事実の追求じゃないので、日本食をベースにした一流の創作料理…みたいに楽しめばいいんじゃないかなーと感じます。美味しければいい（笑）。映画として、映像の美しさは最高レベルだと思いました。
あ、ひとつだけ、踊りの稽古場の名札の中に、「小カニ」とあったのはちょっと笑った。なぜにカニ？

花街が舞台の映画は女優さんが輝きますね。工藤夕貴さん、パンプキンなんてヘンな名の芸者役がぴったりで、後半はじけてました。SAYURIを導く豆葉役のミシェル・ヨーさん、置屋のおかみ役・桃井かおりさん（英語でもあの個性的な話し方そのまま）も適役。
妖艶なコン・リーさんは今年の大晦日で40歳だそうです。美しすぎる！個人的にはSAYURIより彼女の演技に目を奪われました。特に、はじめてSAYURIの顔を見たときの、一瞬にして未来のライバルを感じ取り、嫉妬をわきあがらせるところ。火事のシーンの、炎に溶け込んで燃え尽きるような表情もよかった。
渡辺謙さんもさわやかですてきでした。大好きな舞の海さんも出てたし♪

音楽もよかったです。私としては、もういちど観たい！映画です

NYから帰りました

クリスマスイブの夜、NY対岸のハミルトンパークから撮った夜景です。夕暮れにはここで、マンハッタンをバックに結婚写真を撮影するカップルもいました。ロマンチック…でも寒そ～。
　

ロックフェラーセンターのツリー ～inNY～

あまりにも有名な、ロックフェラーセンターのツリーです。きれいでした！
そして、ツリーの背後にそびえたつロックフェラーセンター。高！
　　
ツリーに向かう道の角、ちょうどツリーが見えかかるところで、４つくらいの男の子が「あーぅ、…まい…、がぁー…っどぅ…」と絶句したあと、ママの手をひっぱって「れっつごー！れっつごー！」とおおはしゃぎで駆けて行きました。

いいなあーあんなに喜べて。ワタシの10倍は感動してたよ。キラキラのツリーに興奮して大喜びできるシアワセ、もいちどサンタさんにプレゼントしてほしい～。

はじめてのクリスマスイルミネーション。はじめての海外旅行。はじめてのディズニーランド。お気に入りの映画や本と、はじめて出会ったときの興奮と感動。
初恋のせつなさや苦しさは二度と味わえないように、あの「はじめて」のときとはもう出会えない。
ディズニー行ったことない…とか、私の好きな映画○○をまだ観てない…なんて聞くと、心底「うらやましい…あの感動をこれから味わえるなんて…」と思ってしまいます。

この晩は、小さな男の子の感動のシーンに出会えてラッキー♪でした。

ダブルデッカーバス ～inNY～

ニューヨーク観光には、赤い2階建てのダブルデッカーバス(観光バス）が人気です。夏にニューヨークへ行ったときは、どのバスも満杯でした。

今回、私がNYの街を訪れたのは地下鉄スト3日目。スト解除直後でまだ電車が動いていない時間でした。なぜかどの観光バスもガラガラでした。
街は観光客らしき人であふれていたんですけどね？？団体客のキャンセルが多かったのでしょうか。
翌日、交通が通常に戻ってからは、また満席になっていました。
タクシーはもちろん、スト3日目までは1台も空車のタクシーを見かけませんでした。

PATHは日本製 ～inNY～

私が泊まったニュージャージー州からニューヨークまでは、PATH（パス）と呼ばれる電車を使ったのですが、この車両の連結部分のドアに「KAWASAKI 1987」の文字がありました（写真下の赤いプレート）。川崎重工業ですね。
この電車はニューヨークに通勤する市民の大事な足。それが日本製なんて、ちょっと感激しました。
ちなみにPATHはハドソン川の下を通っているのです。乗っている間、この上は川か～と思うとヘンな感じでした。

in N.Y.

ニューヨーク、マンハッタンに行ってきました。

交通機関のストは、午後3時過ぎに解除の見通しがたったようですが、私が歩いた通りでは、メトロの入り口はみんな閉まっていました。
(運行が正常に戻るのは、解除後10～18時間たってからだとか)

でも、ニューヨークの町はとっても賑やかで、人がいっぱいでした。
有名なロックフェラーセンターのツリーを見物し、夜8時から「オペラ座の怪人」を観ました。
今朝のニュースでは「ブロードウェイでは客が到着せず、3割くらいしか入らない劇場もあった」といっていたのですが、今日の「オペラ座…」は満席。
TVで見たスト初日の混乱した様子はなく、観光地らしい、華やかなニューヨークでした。

ニューヨークにいるんですけど

いま12月22日（木）の午後2時、ニューヨークに来て３日目です。

出かける前から、交通スト…？とは聞いていましたが「地下鉄やバスが動かなかったらみんな困るし、なんとかすぐ終わるようになるよね？」なんて思ってたのが甘かった。。。
来る途中「カメラ忘れた～」なんてガッカリしてたけど、そんなのちーーーぃさなことだったのね。。。
昨日は一日、NY近郊のアウトレットモールで買い物をしました。
NYから1時間半の場所ですが、私たちは車で来ているので移動できました。

今から、唯一走っている「パス」というサブウエイに乗って、マンハッタンまで行ってみます。
NYの隣のニュージャージー州に泊まっているので、不幸中の幸いでパスの駅がホテルの近くにあります。
また街のようすを報告します。

たしか、9.11のその瞬間もクアラルンプールの空港にいてそのあと大変だったし、
ずいぶん前の東南アジアの煙害のときも、空港で足止めされて1日過ごしたし、
両親をハワイに招待したときも、日本の地震の影響で津波があるかも…と警報が出て、晴れた昼間に人影のないワイキキビーチを眺めてたしetc
…めったにおこらない出来事に、なぜか遭遇してしまうような気が？？
良くもわるくも…。
（良い→めったにあたらないクジにもあたった（海外旅行2回）コトとか）

行ってきます！

クリスマスソング♪

少し前からアメリカならではのバーバーショップスタイル（歌+パフォーマンスを楽しむコーラススタイル）のコーラスグループ、PHCに参加しています。
きょう初めて、ショッピングモールのクリスマスコンサートで歌いました。
真っ赤な口紅・真っ黒なアイライン、チークもばっちり入れてもらい、パフォーマーに変身～
楽譜を見てばかりだったけど、約30曲のクリスマスソングを歌いました。
楽しかったです！

PHCのメンバーのみなさんはとてもあたたかく、リーダーのオッジさんはじめ、日本人に好意を持ってくれている人がたくさんいます。
今までPHCにはたくさんの日本人が参加していて、中には帰国後に日本で同じスタイルのコーラスグループを作られた人もいるそうです。
そういう人たちが培った信頼のおかげで、新しく入った私も大切にしてもらえるんだと思います。
きょうこんないい経験ができたのもみなさんのおかげだな…と、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
クリスマスソング、いつかは楽譜ナシで歌えるようになりたいな♪

アメフトポット

アメリカ人はアメフト大好きです。
DC近郊のメリーランド州にあるアメフトのフィールドは、収容人数9万人！しかもチケットはなかなかとれません。

…で、コレはアメフトのボール型電気鍋です。
おじさんが嬉しそうにかかえて買っていきました。
女の人は買わないよね？使いにくそうだし、洗いにくそうだもん。
少年のココロを持った男の人が買ってくんだなーきっと。
で、家で奥さんに叱られるんだなーきっと。

ハートマークは応急処置器の目印

メトロの改札を出たところや公共の建物やデパートの中に、ときおり、赤いハートマークがあるのに気づきました。
ハートアタック（心臓発作）の人へ応急処置をするAEDという器具です。
市民向けにAEDの使い方講習会もあるそうです。

肥満の人が多ければ（ホント多いです）心臓発作も増えるだろうし、アメリカは緊急医療が進んでいるといわれるので、その一例であるかもしれません。

心臓発作は最初の3分の処置が肝心で、心停止の場合は5分以内になんらかの手当てをしないと生存率が25％以下になるとか。
日本でも毎日約100人もが心臓の発作で亡くなっているそうなので、こういった器具が多くの場所に備えられ、助かる人が増えるといいなと思います。

メトロ（地下鉄）の時刻表

DCのメトロの駅には、時刻表がありません。
そのかわり「あと○分後に到着」という表示があります。
時刻表がないわけではなく、パンフレットやウエブでは見られます。定刻どおりには来ないので、「○分後」という表示のほうが、合理的なのかもしれません。
DCメトロのこの表示は、アメリカで最新のシステムだそうです。

前に英会話のクラスで「日本の地下鉄は2～3分おきに列車がくる」と話したら、「列車どうしぶつからないの？」とびっくりされたことがありました。
また、日本の話をするアメリカ人やインド人の多くが「新幹線」を話題にします。
「すごく速く、正確に安全に走る、日本の技術の結晶」と思ってくれているようです。
日本の交通システムって優秀なんだなーとあらためて思います。

ちなみにDCのバス停にも、時刻や行き先の表示がありません。
あらかじめ調べておいてからでないとバスに乗れないので、ちょっと不便です。

ツリーは生木

アメリカの家庭では約半数が、生木でツリーを飾っているそうです。
道路ぞいにも「特設ツリー農場」みたいな屋外の店があちこちにできて、
木の種類（モミだけでなく何十種類もあるとか）や大きさ・枝ぶりで、好みのツリーを選びます。
よく売れているのは２mくらいのもの。
木を選ぶと係の人が切ってくれるのですが、店によっては、ノコギリを渡されて買主自ら木を切っていました。
1本30～120ドルくらいですが、クリスマスが近づいて値下げが始まっています。

今晩通りかかった店では、お父さんが、選んだ木を「こんな形に整えてくれ」とあれこれ指示していました。小さな子供が3人いて「寒いから車の中で待ってなさい」と言われたのですが、窓をあけてニコニコとツリーをのぞきこみ、待ちきれなくて何度も車からおりてはお父さんに車へ戻されていました。
ツリーを見る６つの瞳はワクワクとドキドキでまんまるに見開いて、夕闇のなか小さな星のように輝いていました。

ツリーは、家で水さしのついた専用スタンドに立てられます。フェイクにはない良い香りが楽しめるのが生ツリーの魅力！だそうです。
1月の半ばには役目を終えたツリーを回収する日がちゃんとあって、一部はリサイクルされたりもするそうです。

うちでも生ツリーを！と思ったのですが、バージニア州の条例で、各部屋にスプリンクラーのないアパート（＝うち）は生木ツリーはダメなんだって（悲）…。

バレエ「くるみ割り人形」

12月の風物詩、バレエ「くるみ割り人形」を観ました。
場所はケネディセンター、ABT＝アメリカンバレエシアターの上演。
かわいらしく、華やかな舞台でした。

妖精役の中に、ひときわ可憐な、日本人らしきバレリーナを発見。
調べてみると、4年前、16歳でABT入りを果たした加治屋百合子さん　でした。名古屋市出身とか…あー、15歳でローザンヌ受賞のニュース、かすかな記憶にあります！
こんなところで間近に活躍を見られるなんて、感激。

　
日曜お昼の公演だったので、ドレスやタキシード姿の子供たちもたくさんいました。背すじをピンとのばして、すまして歩いてるのがかわいかったです♪