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第三極乱立

2012年12月21日 | 日記
第三極乱立、無党派層の票割れ自民有利に



共同通信社は16日、全国の投票所で有権者の動向を探る衆院選出口調査を実施した。支持政党を持たない無党派層は前回2009年衆院選で比例代表、小選挙区ともに5割以上が民主党に投じ、政権交代の原動力となったが、今回は同党への投票が激減。民主、自民と一線を画す第三極は乱立の影響で票が割れ、一定の無党派票を集めた自民党に有利に働いた。

出口調査で「支持政党なし」と答えた無党派層に投票先を聞いたところ民主が比例代表で16.4%、小選挙区で27.1%だった。それぞれ前回衆院選と比べて半分以下に減らし、無党派票は一斉に民主党から逃げた。

一方、自民は比例代表では19.9%となり日本維新の会に次ぐ2位。小選挙区では32.4%でトップだった。いずれも前回より伸ばし、民主を逆転した。無党派から一定の票を獲得し、政権奪還の足がかりとした。

衆院選初挑戦の日本維新の会は比例代表で23.0%となり一躍、首位になった。維新とともに第三極を占める日本未来の党は8.3%、みんなの党は14.2%だった。

比例代表で維新、未来、みんなを合計すると、自民、民主の合計を上回る45.5%。第三極が無党派層の受け皿になる一方、票が分散した傾向がはっきりと表れた。

自民支持層のうち、自民に投票したと回答したのは、比例代表で81.0%、小選挙区でも84.3%だった。前回は一部が民主に流れたが、今回は手堅く固めた。

党首が投票先の決め手になったかを聞いたところ「決め手になった」との回答は46.5%で「決め手にならなかった」の48.0%と拮抗した。

民主に投票した人で党首力が「決め手になった」と答えたのは49.7%、「決め手にならなかった」が44.5%。一方、自民では「決め手になった」が45.8%で「決め手にならなかった」の47.8%を下回り、安倍晋三総裁への期待が票に結びついたとは必ずしも言えない結果だ。

維新に投票した層では「決め手になった」が54.9%で「決め手になっらなかった」の41.0%を大きく上回った。石原慎太郎代表や橋下徹代表代行の党首力が無党派の支持を引き付けた。

<出口調査の方法>
全国300の小選挙区で、その選挙の有権者の縮図となるよう投票所を選んだ。投票を終えた有権者に用紙を渡し、小選挙区で投票した候補者、比例代表で投票した政党、支持政党、比例代表の投票にあたって党首が誰かということが決め手になったかについて記入してもらった。回答者総数は男性15万3037人、女性15万2572人の計30万5609人。
1小選挙区あたりの平均は約1019人。

日本経済新聞(2012/12/17)

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死票率56%に上昇


16日投開票された衆院選で、小選挙区で落選候補に投じられ、有権者の投票行動が議席獲得に結びつかなかった「死票」は、全300小選挙区の合計で約3730万票に上った。小選挙区候補の全得票に占める「死票率」は56.0%で、前回の46.3%と比べ9.7ポイント増となった。

今回は「第三極」として新たに日本維新の会や日本未来の党が参戦して12党が乱立。共産党も前回までの方針を転換し、原則として全選挙区に候補者を立てた。当選者が1人の小選挙区制では、候補が多数で票が分散されれば当選ラインは下がり、落選候補の合計得票数が増える傾向があることから、前回より死票率が上がったとみられる。

死票率を政党別にみると、小選挙区で237議席を獲得した自民党は12.9%で、大敗した前回の74.0%から大きく低下。一方、惨敗した民主党は前回の13.2%から82.5%に大幅上昇した。第三極同士で共倒れが目立った維新も81.9%。小選挙区全勝の公明党は0%だった。 

時事通信(2012/12/17)








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