映画『HOKUSAI』観てきました。
コロナの影響で公開が1年延期。ずっと楽しみにしていたというのに…(しかも柳楽優弥ファンなのに…)
4章構成の1章終盤、抗えない睡魔が🥱💤 ハッと目覚めたら、無名だったカツカワナントカが葛飾北斎になっていた。前半の最重要シーンをまるっと見逃してしまったことを鑑賞後に買ったプログラムで知る。痛恨のうたた寝😱笑。
1〜2章、青年期の北斎は柳楽優弥。3〜4章の老年期は田中泯。北斎を育てる版元の蔦屋重三郎は阿部寛。このあたりのキャストは最高👍 もひとつ欲を言えば、北斎の娘・お栄を誰が演じるか楽しみにしていたのに…誰?(失礼🙏) 本作品の企画と脚本を担当した作家兼女優であることをプログラムで知る。う〜む…
全体的に話が端折られ端折られ進んで行く印象。そもそも北斎という人物のスケールが大きすぎて、2時間強の尺には収まらないのかも(思えば80年代の『北斎漫画』=新藤兼人監督作品も強烈なインパクトながら、???な映画だったし🤣)。
田中泯の存在感は、さすがの一言。3章で体を壊し、よいよい状態で杖をつきながら彷徨うセリフのないシーンにも、北斎の凄みとユーモアが滲み出る。
そして4章ではケロッと元気な北斎。脳卒中を自作の薬で治したことをプログラムで知る。恐るべし!
と、まぁこんな感じで、鑑賞中に浮かんだナゾを鑑賞後にプログラムで読み解き納得する作品でありました。あくまで一個人の感想です。