のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

原宿で国芳一門会

2012-07-12 00:09:02 | 大好きな絵
なんて書くと落語会みたいですが、
浮世絵の展覧会の話です。

太田記念美術館で、
『浮世絵猫百景』を観てきました。

江戸時代の浮世絵師、
歌川国芳&その弟子たちによる、
猫の作品ばかりを集めた展示。

たくさんの猫にまみれて、
たくさんの弟子たちとともに、
たくさんの猫作品を残した国芳一門。

これまで個人的には、
名前に「芳」がついてるのが、
国芳の弟子だよね~程度の認識だったけど…

弟子たちの作品も
改めてよく観ると、
個性的で面白かった。

特に歌川芳藤。

「おもちゃ絵」なる作品を
多く手がけた人物。

浮世絵そのものが、
今でいう「イラスト」に通じてるけど、
とりわけ「おもちゃ絵」は、
よりイラスト的スタンスに見えた。

わかりやすい表現。
グラフィックな構成。
(マンガのコマ割りのような雰囲気も)

見れば見るほど、
親しみを感じるなぁ。

って、あの凄まじい画力は
どう転んでもマネできないけど

歌川一門、奥が深い。
ますます興味が尽きません。。。

美術館B1の
手ぬぐい専門店『かまわぬ』には、
以前から国芳の猫をモチーフにした手ぬぐいが…


今日こそ記念にと思ったけど、
暖色系の色合いにメゲた。
このところ暑いからね。
またの機会に。

その代わり、夏向きな1枚をば。

早速、水通しして干しました。

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