女優の八千草薫さんが亡くなられた。88歳。うちの母より1つ上だったのか🤔
八千草薫という名前を最初に脳ミソに刻み込んだのは、小1の夏休み。母と一緒に木馬座の人形劇を観に行ったときのこと。演目は『ピーターパン』。
着ぐるみの演者たちが登場する前に、司会者が出てきて元気に自己紹介をした。
「皆さん、こんにちは! 私は司会の、八千草薫のお姉さんよ❣️」
そのときの隣席の母の呟きが忘れられない。
「え…あの人、お姉さんてトシじゃないのに…」
当時の母は30代前半。すでに二児の母で「お姉さん」気分はとっくに卒業していたに違いない。なのになのに、自分と同年代のくせして、お姉さんを自称するなんて、女優って図々しいわね😤…とまで思ったかどうかは知らないけど、つい心の声が漏れてしまったのかもね。
以来、テレビや映画で八千草薫を見るたびに、あの日の母の呟きを思い出す羽目に🤣…という、どーでもいい思い出話、すみません。
倉本聰さんの『やすらぎ…』シリーズに登場する八千草薫さんは、お姉さんの雰囲気を纏った、スミレの花のようなお婆さんだったなぁ。。。