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のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

縁側

2018-03-10 19:54:53 | ひとりごと
昨日の兄ブログに、
のり屋(推定)1〜2歳の頃、
当時住んでた家の縁側で、
兄とふざけている写真が載っていた。

は…恥ずかし

自分でも久しぶりに見た写真だったが、
そういえば、この縁側で…

と、連想ゲームのように、
記憶がよみがえってきた。

もう自在に喋り、歩きはじめた、
3歳くらいの頃だったか。

縁側で兄とサイダーを飲み、
「ヨッパラッタよ〜♪」
と千鳥足を真似ていたのり屋、
縁側から踏み外してしまった。

あ、落ちる〜…

その瞬間、庭にいた父が
必死の形相で駆け寄ってきた場面、
いまだに目に焼きついている。

ほんの数秒だったはずなのに、
スローモーションのような映像。
バックにはバチバチと爆ぜる炎。

少し大きくなり、
その記憶を母に話したら、
庭でゴミを燃やしていたそうだ。
(昭和の家庭風習)

かくしてオチャラケ娘は、
地面に叩きつけられることなく、
父の手により空中で受けとめられた。

ここ長年、忘れていたことを思い出し、
父が逝って10日目にして、
初めて涙が出た。

反抗的な薄情娘だったので、
父を偲んで泣くことは生涯ない!
くらいのイキオイだったのに…

案外、早かったぜぃ笑。


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