金原亭世之介の会に行ってきました。
文化庁芸術祭参加公演。
@池袋演芸場
開演前は『百川』を楽しみにしていた。
若い頃、柳家小三治師匠に
教わったそうだ。
(↑このテープ聞いてみたいな)
が、フタを開けてみたら、
仲入り後の『宮戸川』が圧巻だった。
前半は軽く愉快な滑稽噺。
後半は前半とは別ネタのような、
鳴り物入りの重厚な芝居噺に仕立てられ、
世之介師匠の大熱演に
ぐいぐい引き込まれた。
この後半部分、
陰惨なイメージがあり、
これまで個人的には、
あまり好きではなかったが、
この会で『宮戸川』感、変わりました。
『宮戸川』前半しか知らない人は、
世之介師匠演じる後半を
ぜひ聴いてほしい!オススメです!
亡母も大好きだった、
世之介師匠の落語。
母の分まで存分に堪能しました。
(母も聴いてたかも?笑)
あと、開口一番、
お弟子の乃の香さんの『元犬』も
微笑ましくて。
ザ・ナチュラルビューティー。
スッピンなので高校生くらいに
見える乃の香さん、
(今どき本物のJKでも、
こんなに初々しい子は少ないかも)
見ているコチラも自然に頬が緩むような、
みずみずしい愛嬌に溢れていた。
(落語界のガッキーか!?笑)
今後ますます楽しみな存在。
世之介さん、いい人お弟子にしたね