のりたま日記

平凡な日常でも
 愉しいこと探せばいっぱいあるはず

もう少し見てみよう

2014-01-27 | 思うこと
最近、あっちこっちで物議をかもしている
芦田愛菜ちゃん主演のドラマ『明日、ママがいない』

番宣予告を見た時、
あぁこれは見たくないなぁと思っていた

しかし、どういう訳だかね
ぼぉ~っと何気に第一話を見てしまった
 多分、あの日に他に見たい番組がなかったのだろう
 それとオットが飲み会で居なかったのもある

赤ちゃんポストに置いてあったので「ポスト」
コインロッカーに捨てられていたから「ロッカー」
母親が鈍器で恋人を殴ったので「ドンキ」

いいんかいな?!
なんとまぁ~、ずいぶんと思い切った表現だことと思った

正直、見る側からしたらすごく分かり易いのは確か
それを配慮が足らないと言われれば、確かにそうかもしれない

コガモの家。もずいぶんな設定だと思ったけれど
あまりにずいぶんすぎて現実味がなかったのは確か

そんな中で
子供たちが演じたコトには現実味があった
ドキッとさせられた
気づかされたこともけっこうあった

ドンキの母親が娘よりも恋人に走った
そこはサラッと表現していたけど
現実にはいっぱいあるケースではないですか

そして、先週の第二話も見てしまいました

私は9歳のマナちゃんはじめ子役たちが
この物語りを理解して一生懸命に演じているのに
まわりの大人たちが
ああだ!こうだ!とワイワイ騒いで
なんだかおかしい気がする

もう少し黙って見てみましょうよ!と言いたいです

私が愛菜ちゃんくらいの時
近所のお姉さんが服をめくって見せてくれたことがあります
そこには無数の傷やアザが

そして、それは
幼稚園の園長先生の家で…
お姉さんはその家に貰われて来たとか…

それを親に話しても
聞かないふり
近所の大人も知らん顔
話題にさえのぼることはなかったです

そんな世間さまです
みんな臭いものには蓋をです

転校して来て目にした小学校でのいじめもそうでした
大人はみんな見て見ぬふりでした
先生も…

それは
一番重要なことを言葉に出来ない!してはいけない
出していいのは当事者とその関係者だけという社会

今回のドラマのことも
私たちが口をひらくと
「現実を知りもしないのに!」と言われそうで
何も言えないのです
コメント (2)
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